自転車記者が行く・ロックで片付けるな|カナロコ|神奈川新聞ニュース

自転車記者が行く・ロックで片付けるな

 JR武蔵新城駅(中原区)の商店街で「アストロノーツ・ギターズ」という看板を見つけた。ギター工房とな。直訳で宇宙飛行士のギターなんて、飛んでいる。

 「ベースの修理もやるし、オリジナルギターの販売もやっています」。山本慶幸さん(30)は、エレキが専門の職人だ。木訥(ぼくとつ)な青年風の、現役のバンドマン。「プレーヤー目線で直せるのは強みですね」。ライブシーンにいるからこそ、人づての依頼も多い。

 我流で修理を学んだ後、専門家の指導を受けた。バンド活動の傍ら、生活の糧を得るレベルになった。3年前にできた工房の修理師を任された。「この世界って古いのが良いとか、ぼろぼろがかっこいいとか、変なとこですからね」。だからこそやりがいもある。

 バンドマンにとって楽器は命。だが扱いが雑な人も多い。さすが、ロックですね。記者が軽口をたたくと、...

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