共産党の質問制限案どうなる 12日未明

神奈川県議会で議論

共産党県議団に対する責任問題について話し合われた議会運営委員会

 神奈川県議会の議会運営委員会(議運委)が12日午前0時50分ごろ、県庁で開かれた。前回(4月)の議運委では、自民党県議団が「共産党県議団がミスや不手際を続けている」として、共産党県議団の代表質問の制限を提案していた。11日午前の議運委では、各会派の議員らが共産党の議員に対し「責任を取るべきだ」と詰め寄る場面もあった。休憩をへて深夜の12日に再開した議運委は午前2時ごろまで議論が続いたが、採決は行わず継続審議となった。

 議運委で話し合われた内容は以下の通り。

桐生秀昭委員長
 ただ今から議運を開会します。議事日程については前日の日程を踏襲することにいたしますので、ご了承を願います。…12人の方から申し出があった党委員会の傍聴については許可することにご異議ありませんか。そう決しました。

<傍聴者入室>
 
桐生委員長
 日程第6、議会運営についてを議題とします。先例101、「代表質問は原則として各交渉団体一人とする」の例外的な取り扱いを行うことおよび、共産党がこれまでの謝罪等の内容を書面で示し、謝罪の意を明確にとどめることについて協議お願いします。各会派ご発言ください。

自民県議「決して共産党いじめではない」

 
小島健一委員(自民)
 ここにきてあらたに共産党の加藤議員のブログについての不適切な記載。これも本当に初歩的なものだというふうに思いますし、われわれなら当然こういうことはしないという前提でありますが、これが露呈した。

 昨年来、もう繰り返し繰り返しこういったミスが続いてきた。そのたびに共産党から謝罪があり、そのたびにしっかり団内で情報共有、改善してしっかり対応していくと答えをもらいながら、やはり繰り返し同じことが続いてきた訳であります。

 いったんは代表質問も一回自主的にご辞退されたこともありましたが、それはそれでわれわれとしても反省しているということをある程度理解したが、さらにもう二度とこうしたことをしないと注意を持っていたにもかかわらず、ここに来てまた同じようなミスを起こしている。

 決して、われわれが共産をいじめているとか、昨今では「レッドパージ」という批判があちこちから聞こえてくるが、そんなつもりでこういうことをやろうとしているわけでなく、あくまで伝統ある県議会にふさわしい交渉会派であるかどうか、代表質問をやる資格があるかどうかという前提にのっとり、あくまで未熟さゆえにやむを得ずこういう対応を取ろうとしている。

 そこを理解していただいた上で、我慢の限界にきている。おそらくこのまま続けても同じような過ち、ミスを繰り返すだろうという前提がわれわれの共有意識としてある。したがって先例101の例外的な取り扱いを行うべく、やはり採決すべきというのがわれわれの考え方であります。
 
青山圭一委員(民進)
 私どもとしましても小島委員からお話があった通りですし、先般、議運でのさまざまな指摘があった。まさに1年間振り返ったときに共産党の各委員の不適切な発言によって、本日の未明になっているが、こうした事態が残念ながら続いてきた。われわれとしては、この間、さまざまな協議を行ってきて、一定程度の議論が出尽くしたということで。

 また今、共産からは議会を大変混乱させたということの中で、代表質問についてはこの2月議会で辞退されたと。共産としての謝罪を具体的に形にしたものではないかと受け止めた。二度と起こさないと繰り返し言ってきたが、そうした対応もしたということでありましたので、それはやむなしという考えでいたが、本日のブログもそうだし、前回の代表質問での採決の本当に初歩的なミスについても残念ながら起きてしまった。

 こういったことを総合的に勘案すると、議会の円滑に努めると言ってはいるが、実態が伴っていない。従って、私どもとしても、これはしかるべき責任を取ってもらうなかで、今回、先例101にのっとった措置を取ることもやむ得ないという結論にいたった。私どもとしても自民党から提案のあった通りの対応を取るべきでないかと思っているところです。

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