吉田栄作さん、手話普及歌で後押し CD売り上げ寄付|カナロコ|神奈川新聞ニュース

吉田栄作さん、手話普及歌で後押し CD売り上げ寄付

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2016/05/11 12:33 更新:2016/05/11 13:04
 秦野市出身の俳優で歌手の吉田栄作さん(47)が昨年の市制60周年を記念してレコーディングしたCDの売り上げの一部50万円が10日、県聴覚障害者協会に寄付された。歌は手話を伴うもので、昨年に手話の普及を目指す県手話言語条例が施行されたことから、今回の寄付につながった。

 曲は「With you ありがとう」。2005年に秦野市制50周年の記念歌として制作された。歌詞を手話で表現したビデオも作り、幼稚園や学校では手話を交えて合唱した。当時としては手話がつく歌自体は珍しく、先進的な取り組みだったという。

 昨年の市制60周年の記念事業では、市民でつくる実行委員会が知名度のある吉田さんに歌のレコーディングを依頼。快諾を得てCD2千枚を制作し、昨年7月から1枚千円(税込み)で販売した。現在、在庫分は解散した実行委に代わり、NPO法人「市障害者事業推進センター」が販売を担っている。

 もともと手話を伴う歌という経緯もあったため、ちょうど昨年4月に施行された同条例にちなみ、売り上げの一部を同協会に寄付することになった。

 この日、吉田さんは実行委の元メンバーとともに市役所を訪問。実行委の副委員長だった木沢美智子さん(71)が県聴覚障害者協会の渡辺千城理事長(64)に目録を手渡した。渡辺理事長は「イベントの開催や教材の制作に使い、手話の普及に取り組んでいきたい」と感謝した。吉田さんは「手話の普及が進むように、これからもライブなどで歌い続けていきたい」と意気込んでいた。

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