新たに38製品認証 高齢者や障害者手助け|カナロコ|神奈川新聞ニュース

新たに38製品認証 高齢者や障害者手助け

「かわさき基準」に認証された、足の不自由な人が両手で車の運転が可能になる装置

 川崎市は、先駆的な福祉製品を独自に認証する「かわさき基準(KIS)」認証福祉製品に新たに38製品を加えた。高齢者や障害者への多様なサービス・製品を創出し、誰もがいきいきと暮らせる社会を実現する「ウェルフェアイノベーション」の一環。認証されると、普及や製品導入促進のための支援が受けられる。

 東洋モータース川崎店(幸区)やジー・エス・ティー(横浜)が輸入した、足の不自由な人が両手で車を運転できるようにした装置や、WHILL(横浜)の洗練されたデザインで「外出したくなるパーソナルモビリティ(電動車いす)」などが選ばれた。

 認証発表とともに「ウェルフェアイノベーションフォーラム」(約280企業・団体)が2015年度に始めたプロジェクトで、研究開発事業として採択された5事業の成果報告も行われた。

 富士通川崎支店(川崎区)の「高齢者健康支援モバイルサービスの構築」はスマートフォンを使って高齢者が毎日の認知症チェックをするほか、イベント情報を流して外出を促し、健康維持に役立てる。岩手電機製作所(高津区)の「普及型移乗補助具の製品開発」は高齢者や障害者がベッドや便座から車いすに移る際の補助装置で、介護者が抱えることなく移乗できるもの。

 福田紀彦市長は「超高齢化社会を迎える中、こうした技術は国内だけではなく世界に貢献できる」とたたえていた。

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