魔術かけたい 萩原聖人|カナロコ|神奈川新聞ニュース

魔術かけたい 萩原聖人

旬漢〈16〉

27日に本多劇場で始まる舞台「魔術」に出演する俳優の萩原聖人さん

 高架下のおでん屋台で、3人の男、1人の女が展開する舞台「魔術」が東京・下北沢にある本多劇場で27日から上演される。男役で出演する俳優の萩原聖人(44)に見どころを聞いた。

 「登場する4人それぞれに抱える不条理があって、4人の会話は基本、かみ合わない。でも人生もそうじゃないですか。かみ合っているように見えて、実はから回りしているということは多い」

 線路の上をキシキシと進む電車。気配はするが、人の姿は見えない。街をさまよい、ともった明かりに吸い寄せられるようにして、4人は屋台ののれんをくぐる。

 「明かりって、明かりに該当するような人っていますよね。温かさだったり、照らしてもらえるんじゃないかっていうよりどころ。でも本当にそうなのか。確認をしたとき、孤独になるかもしれない。人はうそつきだから」

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