向かい続けることが才能 万城目学|カナロコ|神奈川新聞ニュース

向かい続けることが才能 万城目学

旬漢〈15〉

作家の万城目学さん。最新作「バベル九朔」を発売した

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 4月に作家生活10年を迎える万城目(まきめ)学(40)が新作「バベル九朔(きゅうさく)」を19日に発売した。作家志望でビルの管理人を務める主人公・九朔が、どこか奇妙で不可思議な世界とつながる物語で、主人公は、万城目さん自身の経験を重ねている。

 大阪出身の万城目さんは、一浪後に京都大学の法学部に進学。卒業後は、化学繊維会社に勤務する会社員だった。配属された静岡の工場で経理を務めながら執筆を続けていた26歳のとき、東京への転勤が決まり退社を決意。「2年間で芽が出なければあきらめる」と覚悟し、書いては投稿する生活を送った。

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