地域で高齢者見守り 24時間対応拠点開所

横浜・旭区若葉台団地

住民らが出席して行われた「地域交流拠点ひまわり」の開所式=横浜市旭区若葉台

 横浜市旭区の横浜若葉台団地で、高齢者の24時間見守り事業などを担う「地域交流拠点ひまわり」がオープンし、開所式が17日行われた。地域が一体となって整備を進めてきたもので、多世代交流拠点、生活支援センター・ボランティアセンター、居宅介護支援事業所・訪問看護事業所の3機能を備える。若葉台連合自治会の山岸弘樹会長は「住民によるパイオニア的な取り組み。地域の皆で盛り上げていきたい」と実現を喜んだ。

 同団地では現在、中高層住宅に約1万5千人が暮らし高齢化率は約42%。「2025年問題」に向け、医療、介護、看護サービスの不足が課題だ。

 そのため2012年度に連合自治会、住宅管理組合協議会、住民団体、医療福祉機関などで「若葉台福祉のまちづくり検討会議」を組織。「地域の福祉・医療資源を結集した新たな仕組み」を検討し、拠点の実現にこぎ着けた。

 生活支援センターは、安否確認、緊急時対応、介護予防・健康づくり、掃除洗濯の手伝いなどを行う。既に約60人のボランティアが登録した。介護保険の新総合事業の受け皿になることも目指している。

 訪問看護は看護師4人を配置。契約者には365日24時間対応する。地域の医療機関などと連携し、訪問診療、訪問介護も行う。多世代交流拠点は高齢者に加え、小中学生や若者、障害者ら、誰もが気軽に利用できるスペースだ。

 場所は商店街の空き店舗を活用。市が整備費990万円を補助し、運営はNPO法人若葉台(白岩正明理事長)と地元の医療法人「赤枝会」(赤枝雄一理事長)が担う。

 開所式には濱陽太郎旭区長や住民ら約90人が出席。白岩理事長は「住民の期待をひしひしと感じる。地域としっかりつながり、2025年問題に対応したい」と決意を語った。

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