ふるさと納税お礼を手厚く ポイント制導入横須賀市|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ふるさと納税お礼を手厚く ポイント制導入横須賀市

葉山牛や佐島産の干物、よこすか海軍カレーセットなど現行の8種類から、10月以降は30種類以上の品ぞろえを目指す

 横須賀市は10月から、ふるさと納税を利用した寄付への返礼品贈呈の拡充に乗り出す。寄付額に応じたポイント方式を導入し、還元率も5割に引き上げる方針。寄付総額を押し上げることで、他の自治体に寄付した市民の住民税控除分を補いたい考えだ。2016年度の寄付目標額を5千万円とし、返礼品代などの関連経費約3千万円を当初予算案に計上した。

 市は現在、寄付者に一律3千円程度の記念品を贈呈している。これをポイント制に改め、寄付額に見合った特産品などを受け取れる仕組みとする。他都市の動向を踏まえ、還元率(送料、消費税込み)も40%から50%に引き上げる。

 横須賀商工会議所や市観光協会とも連携し、返礼品のメニューも拡充する。葉山牛や佐島産の干物、よこすか海軍カレーセットなど現行の8種類から、10月以降は30種類以上の品ぞろえを目指す。

 市財政課によると、市民が他都市にふるさと納税をしたことによる個人市民税減収分は、15年度で約2200万円。市への寄付額は3千万円を超えたが、返礼品などの経費を差し引くと約600万円のマイナスとなる見通し。同課は「返礼品贈呈の取り組みに賛否両論あるのは承知するが、少なくとも収支改善に力を入れる必要がある」としている。

 市は昨年6月に取り組みをスタート。子育てやスポーツなど11の基金を設けて寄付者が使い道を指定でき、市の予算からも寄付と同額を基金に積み立てている。

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