津波そのとき~千葉・旭市はいま〈1〉 次の節目を見据え|カナロコ|神奈川新聞ニュース

津波そのとき~千葉・旭市はいま〈1〉 次の節目を見据え

 試行錯誤を続けた震災後の5年間を次の5年にどう結ぶのか。人々の模索を千葉県旭市にみる。


 待ち望んでいた夕日が大海原に沈む光景は、ついに現れなかった。一度は上がった冷たい雨が再び降りだす中、人々は海を向いて静かに目を閉じた。

 13人が津波にのまれて死亡、2人がいまだ行方不明となっている千葉県旭市。11日午後5時26分。被害が最も激しかった市東部の飯岡地区で、この日2度目の黙とうがささげられた。午後2時46分以上に重い意味を持つこの時刻に、人々はそれぞれの記憶を重ね合わせた。

 最大波となった高さ7・6メートルの第3波が、いったんは避難しながら海辺の自宅に戻った人たちを次々とのみこんでいったあの日の光景を-。...

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