川崎球場の球史振り返る ツアーにファン200人 写真展も

川崎球場のラバーフェンスなどをたどるツアーも行われた=富士通スタジアム川崎

 プロ野球・ロッテ(現千葉ロッテ)などが本拠地にしていた川崎球場の名場面を振り返るイベントが5日、川崎市川崎区の富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)で開かれた。地元住民や県内外のファンら約200人が訪れ、球史に残る戦いの舞台を懐かしんだ。

 題して「10・19~あれから10000日目」。1988年10月19日、川崎球場で行われたロッテ-近鉄のダブルヘッダーを指す。近鉄が連勝すれば優勝という状況で、球場は超満員に。5日がこの日から1万日目となるのに合わせ、同スタジアムが企画した。

 「日本一明るい球場」を支えた照明設備、グッズを売っていたテント、選手が大けがをしたことで導入されたラバーフェンス…。中学時代からロッテの応援団を務め、元球団職員でもある横山健一さん(52)=千葉県浦安市=が、案内するツアーを実施。当時の写真を見せながら、選手らの貴重なエピソードも紹介した。横山さんは「球場は一部が残り、同じスポーツ施設として運営されているのが素晴らしい」と熱を込めた。

 球場近くで育ったロッテファンの会社員の男性(39)=大磯町=は「久しぶりに来たが、懐かしい。10・19の時は受験生で、塾の屋上から遅くまで明かりが見えたことを覚えている」と興奮気味に話した。

 特設ギャラリーには球場の歴史をたどる神奈川新聞の写真や記事、関連グッズなど100点以上が展示された。10月上旬には、規模をさらに拡大したイベントも企画されている。

COMMENTS

facebook コメントの表示/非表示

PR