詐欺グループもブラック!? 県警が「就業規則」押収|カナロコ|神奈川新聞ニュース

詐欺グループもブラック!? 県警が「就業規則」押収

 「午前8時半に仕事開始」「昼食は午後3時以降に」-。神奈川県警捜査2課が23日に着手した家宅捜索で、こんな「就業規則」を押収した。現場は東京都江東区にあった振り込め詐欺グループのアジト。銀行が閉店する午後3時まで電話をかけ続ける“激務”を求めており、捜査幹部も「珍しい」としている。

 「就業規則について」と書かれたA4判2枚には、仕事は午後7時に終了▽1時間に5分の休憩を認める▽仮眠時や起床時には責任者に伝える-など、業務内容から生活態度まで細かく列挙。目標には「1日500件、週5日で2500件『接客』すれば、高確率で2契約くらいはまとめられる」と記されていた。

 同課は25日までに、詐欺の疑いで、住居職業不詳の男(30)ら男6人を逮捕。いずれも同所でうその電話をかける「かけ子」役だった。

 逮捕容疑は、共謀して22日、川崎市麻生区の70代の無職女性に長男を装って「東京駅で書類や小切手が入ったかばんをなくした」などとうその電話をかけ、現金100万円をだまし取った、としている。

 捜索では、北海道や首都圏など約200万人分の名簿が入った記録媒体やノートパソコン数台などを押収した。

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