オープン戦DeNA黒星発進

 プロ野球のオープン戦は20日、沖縄県内で3試合が行われて開幕した。横浜DeNAは得点を奪えず0-2で巨人に競り負け、ラミレス監督は初陣を飾れなかった。三嶋は4回1失点、ペトリックも2回無失点と好投した。

 広島は昨季セ・リーグ覇者のヤクルトに11-1で大勝。ロッテは中日に9-4で勝った。

 オープン戦は3月に入って本格化する。公式戦は3月25日にセ、パ両リーグが同時に開幕する。

勝利への思い随所に


 たかがオープン戦と片付けないところに、新監督の勝利へのこだわりの強さが見える。攻守にミスが散見した初戦。現役時代に日本一を経験しているラミレス監督は「オープン戦だが、勝つためにやっている。(シーズンで)優勝したいのであれば修正しないといけない。ミスは許されない」と反省を促した。

 四回1死一、三塁の好機だった。松本はバントの構えから投前にうまく転がしたが、サインミスから三走のロペスがスタートを切っていない。2死二、三塁となり、結局後続が倒れて均衡を破れずに終わった。

 「(スクイズは)勝つために必要な要素。これを継続していきたい」。かつての同僚が率いる巨人相手に見せた変革の一手。成功はしなかったものの、これまでの実戦で捕手に配球のサインを送るなど、チームに変化を促す指揮官の意志がうかがえる。

失敗糧に成功つかめ


 五回1死一塁でもベンチは動いた。ヒットエンドランのサインに一走の関根はけん制死。それでも、はつらつさが売りの3年目は「チームの得点へのこだわりは強い。去年以上に(盗塁を)自分から企画して、個人でできることを積極的に仕掛けたい」と首脳陣の思いを受け止めている。

 守備でも飛球をお見合いするなどのミスがあった初陣を終え、ラミレス監督はナインを集めて熱っぽく語った。

 「たった一度の試合でこれまでやってきたことを捨てたくない。また新しい一日が来る。顔を上げてやっていこう」。失敗を重ねた上に成功、そして勝利がある。

COMMENTS

facebook コメントの表示/非表示

PR