青学の一色、貫禄の頂点 神奈川マラソン|カナロコ|神奈川新聞ニュース

青学の一色、貫禄の頂点 神奈川マラソン

 第38回神奈川マラソン(県走友会連盟、神奈川新聞社主催)が7日、横浜市磯子区の日清オイリオグループ横浜磯子事業場発着コースで行われ、ハーフマラソンと10キロの男女16部門に8319人がエントリーし、6577人が完走した。

 ハーフ男子は箱根駅伝で2連覇した青学大の一色恭志が1時間3分3秒で2年ぶり2度目の優勝。同女子は大久保七海(松蔭大)が1時間19分30秒で制した。10キロ男子は石井幸喜(創価大)が31分16秒、同女子は佐藤成葉(荏田高)が34分7秒でそれぞれトップだった。
(快晴、気温7・1度、湿度34%、北の風5・3メートル=午前11時現在)
(大会の写真をウェブサイト「カナロコ」で14日から販売いたします。)

2時間10分切り目標

28日東京マラソン挑戦
 青学大の次期エースが貫禄を示した。フルマラソン初挑戦となる28日の東京マラソンをにらんだ一色は「1キロ3分ペースで走りきる」というノルマを守り、21キロを1時間3分3秒で完勝。初出場優勝した2年前よりタイムは2秒落ちたが、3年生はあくまで「練習の一貫。余裕を持ってこなせた」と振り返り、表彰式で無数のカメラのシャッター音を浴びた。

 終始、先頭を引っ張った。ラスト4キロで強い向かい風が吹くと、ここでペースアップ。「(先頭争いする)前(の選手)がいなくなって、気持ち良く上がっていった」。2位とは30秒差。4日前の練習でも42・195キロを走ったが、疲れも見せず「感覚はかなりいい」と及第点をつけた。

 4本柱の一角として臨んだ箱根駅伝は2年連続で2区3位。「勝って注目を浴びることはいいこと。目立ってやると思っている」と目指すのは当然3連覇だ。

 「わがままを言って役職を外れた」と覚悟を決める大学ラストイヤー。2016年の学生陸上界の主役候補は「2時間10分切り」を掲げるフルマラソンでも存在感を発揮しそうだ。

「1年後はフルにも」

 ハーフ女子は、初めてハーフマラソンを走った松蔭大2年の大久保が優勝。「目標タイムの1時間24分より早く走れて、1位でゴールできてうれしい」と喜びを爆発させた。

 「1年後にはフルマラソンにも挑戦したい」という福島県出身の20歳は、創部5年の女子駅伝部で初の全日本大学駅伝出場も目指している。「この優勝をきっかけにもっと上を目指したい」と意欲的だった。

独走の連覇に笑顔

 10キロ高校女子は荏田高3年の佐藤が2連覇。昨年に続いて2位以下を30秒以上離して独走し、「きょうは楽しもうという感じで走ったけど、優勝できてよかった」と笑顔を見せた。

 国体や全国都道府県対抗駅伝などでも活躍してきた神奈川の高校生エース。1月末から今月5日までは日本陸連による豪州合宿にも参加し、全国から集まった高校トップ選手らに刺激を受けたという。強豪・立命大への進学を前に「すごい選手たちと交流できて、次のステージに向けた、いい経験ができた」と充実の表情だった。

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