飾らず「投球楽しむ」 野川拓斗(ドラフト7位◆投手)

ルーキー次世代の星10選手

 サウスポーが一躍脚光を浴びたのは実は神奈川でのことだ。埼玉・川口青陵高時代の2年秋。野川拓斗(鷺宮製作所)は保土ケ谷球場にいた。

 秋季関東大会に初出場し、1回戦で当たったのは強豪の栃木・文星芸大付高。「自宅に近い」という理由で無名の県立校に入学した左腕は周囲が驚く快投を見せた。

 九回2死まで無安打。快挙まであと一人というところで中前に運ばれたが、完封で見事チームの初陣を飾った。

 それでも本人はあっけらかんと笑う。前日の打撃練習で左手首を痛め、「ちょうどよく力が抜けていた」。余計な力みのなさは、その成長過程と無関係ではない。
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