夏の川崎で口笛世界大会 プロ奏者の演奏や吹き方テク伝授

ウクレレを弾きながら口笛を吹く「弾き吹き」など「幅広いスタイルの演奏法を知ってほしい」と大会をPRする竹内さん

 身近でお金も手間もかからず、音楽を奏でることができる口笛の魅力を広めようと、7月15~17日の3日間、川崎市高津区の市男女共同参画センター(すくらむ21)で「口笛世界大会2016」が初開催される。コンテストを中心にプロ奏者らのコンサートやシンポジウムもあり、主催団体は「日本の口笛レベルは高いが、演奏者はまだ少ない。交流や情報交換の場にしてもらい、口笛を通じて音楽を楽しむきっかけになれば」とPRしている。

 企画したのは、プロ奏者や愛好家らでつくるジャパン・ウィスリング・コンフェデレーション(JWC)。これまでは、世界で最も歴史のある口笛イベント「国際口笛大会」が米国を中心に定期開催されており、著名な口笛奏者を数多く輩出していた。日本人が上位に入ることも多く、国内でも2008年と14年に開催された。だが41回目の同年を最後に、米国の運営組織の体制の問題で打ち切りに。大会を継承しようと、JWCが新たな名称に変えて日本での隔年開催を決めた。

 口笛はクラシックやポピュラーなど幅広いジャンルで演奏されている。コンテストはカラオケ伴奏で吹く「音源伴奏」、ウクレレやギターなど1人で楽器を演奏しながら吹く「弾き吹き」、ダンスや人形劇、グループ演奏など自由にアレンジ可能な「アライドアーツ」の3部門で行う。審査員には、世界的口笛奏者も名を連ねる。

 口笛は自己流で練習する人が多いため、大会初日の15日のシンポジウムでは吹き方のテクニックなど口笛に関する研究を紹介。コンサートでは国内外の有名プロ奏者らがステージに立つ。

 JWC代表で「くちぶえ奏者りょうすけ」こと竹内亮介さん(52)=東京都日野市=は「口笛はカラオケで歌う代わりに吹くイメージを持たれるが、頭の使い方が違う。年を取っても続けられ、自分で音楽をつくる楽しさがある。口笛の幅広いスタイルを知ってもらえれば」と参加を呼び掛けている。

 2月1日から29日まで、大会ホームページ(http://whistling.jp/)で録音や映像データを受け付け、音源審査を行う。国内外から参加可能で、大会2、3日目のコンテストに出場する20~30人を選ぶ。

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