「立憲政治取り戻す」 反安保法制で新団体

憲法学者らが設立した「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」の記者会見=都内

 昨年9月に成立した安保法制に反対する学者や文化人、ジャーナリストらが19日、「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」(民間立憲臨調)を結成し、都内で会見を開いた。「憲法違反の安保法制を推し進める安倍政権は立憲主義を否定している」として、定期的に立憲主義の価値を社会に発信し、政権によるこれ以上の憲法破壊を防ぐという。

 代表世話人の一人で、東大名誉教授の樋口陽一さんは会見で「暴走する安倍政権に対し、立憲主義や国民主権の考えを掲げるときがきた」とあいさつ。メンバーは約200人で、月に1度集まって議論し、社会情勢分析をした上で情報発信をしていくという。

 事務局幹事を務める慶応大名誉教授の小林節さんは「情報発信する知的な団体として活動し、政治運動はしない。憲法をないがしろにする人を政権からたたき落とし、立憲政治を取り戻すまで活動を続ける」と話した。

 代表世話人は樋口さんのほか、弁護士の宇都宮健児さん、音楽家の三枝成彰さん、俳優の宝田明さん、音楽評論家の湯川れい子さんが務める。世話人には東京外国語大教授の伊勢崎賢治さん、早稲田大教授の長谷部恭男さん、学生グループ「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さん、元官僚の古賀茂明さんら24人が名を連ねている。

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