大和広報紙「あの手この手」 市民活動応援し100号|カナロコ|神奈川新聞ニュース

大和広報紙「あの手この手」 市民活動応援し100号

創刊号を手にする関根さん(左)と100号を手にする石川さん =大和市民活動センター

 大和市民活動センター(同市中央1丁目)の広報紙「あの手この手」が、100号を突破した。2005年3月の創刊からほぼ毎月発行し、市民の取り組みを応援し続けてきた。今月の新年号で102号を迎える。

 同センターは04年11月に開所。市との協働事業として、市民団体「拠点やまと」が運営している。A4判全4ページの広報紙は、同センターに登録する20分野273団体の活動や催しの告知などを紹介。毎月500部を発行し、北海道や福岡県の協力団体にも送付している。

 紙名は、同センターが掲げる「(市民が手を携え)あの手この手で問題解決」の信条から取った。編集には出版社OBら7人のメンバーが携わり、15年11月号で100号を迎えた。

 創刊当初から関わる会長の石川美恵子さんはとりわけ、市民らによる表紙絵にこだわってきた。市内在住で10年5月に103歳で亡くなったちぎり絵作家の上当(じょうとう)イトさんが思い出深いという。本人に取材し、故郷の徳之島(鹿児島県)の風景画とともに、生い立ちを33~35号(09年10~12月)に掲載した。

 名物コーナーは、71号(13年6月)まで掲載していたコラム「熱血編集後記」。創刊から毎号、感想をつづっていた前会長の関根孝子さんも「読み返すと恥ずかしいけれど、当時の様子がよくわかる」と振り返る。読者にも好評だったといい、再開を検討している。

 同センターの開所10周年となった14年には、それまでの歩みを振り返る特別号を1年間通して発行。15年5月から待望の全面カラー化もかなった。石川さんは「これからも市民活動を応援するという原点を見失わず、より筆者の顔の見える紙面を目指します」と意気込みを語った。

 同センターは日曜を除き、午前9時から午後6時まで開かれている。会議室や多目的室のほか、印刷機が低料金で利用でき、自由に使えるスペースが開放されている。

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