京王線橋本駅の移設検討 リニア新駅に接近|カナロコ|神奈川新聞ニュース

京王線橋本駅の移設検討 リニア新駅に接近

 2027年に品川-名古屋間が先行開業するリニア中央新幹線の中間駅が橋本駅南口(相模原市緑区)に建設されることに伴い、周辺のまちづくりについて話し合う市の諮問委員会が、京王線橋本駅の移設を検討している。現在、リニア駅予定地から離れている京王線駅を、線路の敷設位置を一部変更して近づける案だ。市は周辺にオフィスビルや商業施設、広場などを配置する考えで、両駅を近づけることで利便性の向上や回遊性をつくり出す狙い。

 市は中間駅設置などを契機に、市中心部の橋本駅周辺とJR相模原駅周辺を「広域交流拠点」とした一体的なまちづくりを計画。委員会の答申を踏まえ、16年度の早い時期に整備計画を策定する予定で、リニアが先行開通する27年を「まち開き」の目標としている。

 そのため市は14年8月、学識経験者や市民、交通事業者、行政などでつくる諮問機関の整備計画検討委員会を設置。小委員会でリニア、JR、京王線が乗り入れる橋本駅周辺地区のまちづくりについて検討してきた。

 小委では、市が描くまちづくり構想の「交流・にぎわいの軸」上に、鉄道乗り換え動線があることが望ましいなどの意見が出て、リニア駅予定地から約300メートル離れている京王線駅の改札位置の移設について議論された。

 小委メンバーの京王電鉄は15年8月、現在の線路の位置を変えずに改札を動かせるか技術的な検討を行ったが、安全性の問題などからデメリットが大きいと報告。改札の移設には線路を動かす抜本的な改良が必要とし、まちづくりに与える影響が大きくなることから市や京王など関係者間で調整を図っていくことにした。...

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