温かいご飯いいね 大磯の中学校で給食試食会|カナロコ|神奈川新聞ニュース

温かいご飯いいね 大磯の中学校で給食試食会

クラスメートと一緒に給食を試食する生徒たち=大磯中学校

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 大磯町は来年1月、大磯・国府の両町立中学校で給食をスタートさせる。全生徒と職員約900人を対象とした完全給食(主食とおかず、牛乳)で、業者に調理と配送を委託する「デリバリー方式」を採用。14日には両校で試食会が行われ、生徒たちが実際に配膳や食事、片付けを体験した。

 町は保護者の要望などを受け、2012年から給食導入を検討してきた。2校にそれぞれ給食室を整備すると1校当たり数億円かかるため、相模原市内の業者によるデリバリー方式を採用。町の栄養士が献立づくりや食材の発注を担当し、業者に調理と学校への配送を委託する。

 導入計画は15年の町議会で承認され、事業開始に向けた予算額は両校の配膳室整備費が計約1200万円、業者への委託料が年間計約4100万円。家庭が負担する給食費は生徒1人当たり月4900円という。

 給食の導入日は、3学期で午後の授業が始まる16年1月12日。各校に届いた給食は、当番の生徒たちがご飯、おかず、牛乳のかごをクラス近くまで運び、そこから各自が受け取る。はしなどは生徒が持参する。

 試食会のメニューは、ご飯、牛肉とインゲンのしぐれ煮風、カボチャのいとこ煮、白菜とツナの煮浸し、牛乳。大磯中の3年D組では、生徒たちが数人のグループに分かれて食べ、「ご飯が温かいのがいい」「肉も野菜もあって、バランスが良い感じがする」などと、にぎやかな雰囲気の中で味わった。女子生徒(14)は「小学校以来の給食で、楽しい」と笑顔をみせていた。

 県によると、14年5月現在、県内の中学校給食実施率は24・5%で、全国最低だった。

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