279校で交換 シャッター事故受け横浜市

 横浜市磯子区の市立山王台小学校で6年の女子児童(12)が落下した防煙シャッターに挟まれて重傷を負った事故で、岡田優子教育長は9日、同校と同じ構造のシャッターを設置している市立学校279校で、ワイヤを交換する考えを明らかにした。

 市教育委員会は事故原因を現時点で不明とする一方、シャッターのワイヤが切れたことを問題視。開校から35年間交換されていなかった。

 そのため、緊急措置として、市内の学校に設置された同種シャッター2501台のワイヤを交換する。費用は約1億5千万円。「できる限り本年度内に交換したい」としている。

 また市は建築基準法の対象外の学校でも、人が通過するとシャッターが停止する装置の設置を本年度から進めているが、2019年度までとしていた完了時期を前倒しする。

 9日の市会本会議で、竹野内猛氏(公明党)、井上さくら氏(無所属・ネット)の一般質問に答えた。岡田教育長は「児童らの安全確保に向けた職員研修の徹底や、シャッターの操作手順の徹底などをただちに実施する」と述べた。

 市教委によると、女子児童は1日の事故以来、入院が続いているが、快方に向かっているという。

COMMENTS

facebook コメントの表示/非表示

PR