大山観光に外国人呼び込め|カナロコ|神奈川新聞ニュース

大山観光に外国人呼び込め

秦野・伊勢原が都内観光へ対抗、知恵絞る

モニターツアーで茶道に挑戦する外国人=伊勢原市内

 大山が世界的に権威のある旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で“星”を獲得し、国際観光地を目指す秦野、伊勢原両市で、ホテルや旅館に宿泊する中国人観光客が目立つようになった。ただ大山観光が目的ではない。都内の宿泊施設がいっぱいとなり、近郊の都市にあふれ出た結果という。それでもせっかくのチャンスを活用しようと、両市の観光関係者は市内観光へ宿泊客を誘導できないか、知恵を絞っている。 

 「2、3日に1台、30人乗りのバスが来る。系列の相模原のホテルには毎日1台。伊勢原では特に今年の夏前から中国人観光客が目立つようになった。本当はもっと増やしたい」

 小田急線伊勢原駅前のビジネスホテルを運営する会社の男性社員は意気込む。

 秦野駅前の「グランドホテル神奈中」にも中国人観光客がバスでやって来る。小川和久支配人は「今は一段落したが都内のホテルがもういっぱいで、押し出されて秦野に来ている」と明かす。夜にチェックインすると、翌朝には都内にとんぼ返りするという。「実態は都内との往復。本当は地元で観光してほしいのだが」と漏らす。

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