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かながわ音楽コンクール ♯ Staff

かながわ音楽コンクールスタッフから

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(C はcompetitionのC、ClassicのC、ContestのC です)

執筆者紹介

スタッフ名:tsuka
楽器暦は5歳の時にヴァイオリンを約1ケ月。34回で音楽コンクールの担当として7年目。また今年も会場でお会いできることを楽しみにしています。


ヴァイオリン部門第1次予選を終えて

2018年4月17日

 皆さん、こんにちは。ユースピアノ部門予選に続き、ヴァイオリン部門の第1次予選が終了しました。今回は155人と5年ぶりに参加者数が150人を超えました。前にも書いたように中学生以上の参加者数が前回に比べて+23人と大幅に伸びているので、今回は年齢層が上の人たちが激戦となりそうです。私は2会場とも舞台袖におり、ほぼ全員の演奏を聴くことができましたので、この部門の全体像が把握できました。今でも中学生の課題曲だったクライスラーの「コレルリの主題」が頭の中で鳴りっ放し状態です。

 ユースピアノの予選のような12会場ではなく、2会場だったので会場間での比較はより明確だったかと思います。全体を通して一般の部のレベルの高さが際立ちました。1日目の「みどりアートパーク」では10人(2人欠場)中5人が、2日目の「杉田劇場」でも4人中2人と実に2人に1人が第2次予選進出し、過去2回の一般の部とは明らかに次元が違う評価でした。また、幼児の部でも8人が第2次予選に進出しました。幼児の部は今回で4回目ですが確実にレベルが上がっています。ユースピアノ部門同様、ヴァイオリンでもボトムラインの年代ですので、大事に育ててあげたいと思います。できれば参加者数が増えて欲しい(31回13人、32回、33回、34回各12人)のですが。その他、小学校低学年が13人、小学校中学年が9人、小学校高学年が11人、中学生が11人、高校生が8人、全体で67人の人が第2次予選に進出されました。

 一方で、「みどりアートパーク」の中学生の部と「杉田劇場」の高校生の部で審査員から気になるコメントがありました。「チューニングが低い。調弦が合っていない」「最近の人は握力が弱いのか、きっちり弦が巻けていないようだ」とそれぞれの審査員が奇しくも同じ指摘をされました。共にもう一方の会場の同じ部では聞かれなかったので全体の傾向ではないとは思うのですが、どうなのでしょうか。「かなコン」では小学生までは主催者で手配した調弦担当者が舞台袖に送り出す直前に最終調弦を行います。中学生からは自分で調弦しなければならないので馴れの問題なのか、でも高校生なら自分で調弦をする場面は何度も経験しているはずです。2次予選では是非修正して臨んでください。

 第2次予選からはいよいよ新審査委員長である篠崎史紀先生が審査されます。MARO先生の審査と皆さんへのコメントが今から楽しみです。ヴァイオリン部門は今回から電話講評ではなく、第1次予選から本選まですべて審査員直筆による講評を皆さんに郵送します。自身の演奏に対する審査員からの“金言”ですので、書かれていることをしっかり読んで、是非日ごろのレッスンに活かしてください。

 そして本選では日本を代表するヴァイオリニストの大谷康子さんが記念演奏会に登場します。大変お忙しい方で、とても折り合うような出演料ではなかったですが、「かなコンのためならば、ぜひ」と大変ありがたいご返事をいただき実現できました。ラベルの「ツィガーヌ」とR.シュトラウスの「ヴァイオリンソナタ」を演奏していただきます。演奏会の中で会場の皆さんから質問も受けていただけるとのこと。参加者には招待券をお渡ししています。無料でヴァイオリンに必要な要素が全て揃っている最高の演奏を聴くことができる、こんな機会はめったにありませんよ。表彰式まで外にいるなんてもったいない!是非、会場で聴いてください。そしてヴァイオリンが上手になるコツなど、大谷さんにどんどん質問してください。(tsuka)

ユースピアノ部門予選を終えて

2018年4月3日

 皆さん、こんにちは。
 3月24日に始まった今年の「かなコン」は、先週の木曜日にユースピアノ部門の予選が終了しました。いよいよ今週末からヴァイオリン部門がスタートします。ユースピアノ予選ではハプニングもありましたが全12会場で概ね予定どおり行われ、223人の方が4月28日からの準本選に進出されます。

 進出された方の内訳は、幼児の部36人、小学校低学年の部53人、小学校中学年の部55人、小学校高学年の部32人、中学生の部27人、高校生の部20人です。昨年と比べると参加者数が異なりますが、幼児の部+8、小学校低学年の部-4、小学校中学年の部+9、小学校高学年の部-9、中学生の部+1、高校生の部+1です。小学校中学年の部が各会場で審査員の評価が高く、進出比率で唯一3割を超えています(幼児の部を除く)。私も5会場担当しましたが、会場間で差が大きい部もあり、一定の進出比率とはなりませんでした。特に小学校高学年の部と中学生の部でそのように感じました。

 また、準本選の会場は以下の構成となっています。
 Aブロック準本選=4月28日・海老名市文化会館・小ホール。81人(幼児の部11人、小学校低学年の部20人、小学校中学年の部23人、小学校高学年の部10人、中学生の部10人、高校生の部7人)

 Bブロック準本選=4月29日・神奈川県民ホール・小ホール。61人(幼児の部12人、小学校低学年の部15人、小学校中学年の部14人、小学校高学年の部9人、中学生の部7人、高校生の部4人)

 Cブロック準本選=4月30日・緑区民文化センター「みどりアートパーク」。81人(幼児の部13人、小学校低学年の部18人、小学校中学年の部18人、小学校高学年の部13人、中学生の部10人、高校生の部9人)

 この3ブロックから約40人だけが本選に進出することになります。一段と厳しい進出率ですね。今回は前回までと違って予選から準本選の期間がとても長くなっています。これまでは予選と準本選の曲を一緒に練習していた人が多かったのではないでしょうか。今回は準本選の課題曲をじっくりと弾き込む時間が取れますよね。前回までは複数曲を平均的に仕上げた「器用な人」がファイナリストになっている傾向が強かったのに対して、今回は準本選の曲をどこまで掘り下げて完成度を高められるかが進出の鍵になるのかもしれません。昨年と同じ課題曲でも求められるレベルがもう一段上がるのでしょうか。今から大変楽しみです。

 会場を巡っていて、ご存知の方に大勢お会いしました。ご挨拶させていただいた方には「どうか次のステージに進んで欲しい」という個人的な感情をつい、持ってしまいます。それとご兄弟・姉妹でご出場されている人にも「できれば一緒に」などと思ってしまいます。私の想いは審査に全く影響しませんが、結果を知ると思わず一喜一憂してしまいます。ある会場で、ご兄弟で出場されていたお母様から「昨年、出場した会場でお見かけしました。今回もいらっしゃったので、安心しました」と声をかけられました。このお言葉は何よりも嬉しく、担当冥利につきます。最終日だったのですが溜まった疲れも吹っ飛びました。いい心持で予選を終えることができました。

 それでは次はヴァイオリンの会場でお会いしましょう。(tsuka)

コンクールが、始まりました!

2018年3月22日

 皆さん、こんにちは。

 皆さんが首を長くして待っていた「会場別参加者氏名」特集が、3月19日に掲載されました。自分の名前を見つけられたとき、同じ会場で誰が一緒か気になるのではないですか?仲の良い友だち、同じ先生の生徒さん、「かなコン」受賞常連者や他のコンクールでの実力者等々。「あの子と一緒でよかった」、「あんな上手い人と一緒でしまった!」なんて紙面を眺めながら思っているのでしょうか。でも、もう本番です!他の人に惑わされることなく、自分のことに集中しましょう。

 もうひとつ皆さんが気になっているのは「どこの会場で弾くのか」ということでしょうか。私たちは神奈川県内の広範囲の中からアクセスや音響が良い会場をできるだけ多く使用するように務めています。コンクールを行うにあたっては「まずは会場選びから」という心構えで臨んでいます。ユースピアノ部門はエリア別(横浜北、横浜南、横浜以外)のブロック制で編成されていて、横浜市内は区民文化センターと公会堂、横浜市外は市民会館系の中から予選12会場、準本選3会場を選んでいます。

 ヴァイオリン部門はここ数年、第1次予選がみどりアートパーク(緑区民文化センター)と杉田劇場(磯子区民文化センター)で行い、第2次予選はフィリアホール(青葉区民文化センター)です。両部門とも本選は県立音楽堂ですが、現在改修工事のためユースピアノがやまと芸術ホール・メインホール、ヴァイオリンはみなとみらいホール・小ホールとなります。いずれも音楽堂に劣らぬ音響レベルの高い会場です。隔年開催のフルートは今回第1次予選の2日間はフィリアホール、第2次予選と本選はかなっくホール(神奈川区民文化センター)です。両方とも500人以下の会場ですが演奏会場としては高い評価を受けています。

 他県の地方新聞社の音楽コンクール担当者から「神奈川は会場と審査員に恵まれている」とよく言われます。神奈川県にはミューザ川崎やみなとみらいホール、県立音楽堂など1,000人以上収容の日本を代表する音楽ホールがあり、コンクールや記念演奏会で使わせていただいています。また地域に根ざした施設でも、コンクールにお馴染みの会場として毎年利用しています。

 そして新しいホールができると内覧会や下見に出向き、「かなコン」の会場として適切か、ホール運営者や管理している自治体の担当者にこのコンクールの主旨を理解いただいているかといったことを踏まえて会場に決めています。お蔭様で一部の会場を除いて大変協力的で、本当に助かっています。こどもたちの音楽教育や地域文化活動の支援といった「かなコン」の理念と施設運営の方針が合致していることではないでしょうか。

 そして大変嬉しいことに、今回ユースピアノ部門の予選と本選で初めて利用させていただく「やまと芸術文化ホール」の館長様から「地域音楽文化のために一緒に何かできませんか」といったご提案をいただきました。まさに地方新聞社としてやらなければいけないことです。このご提案を前向きに考えたいと思います。

 「かなコン」は会場と審査員、協賛社、そして何よりも参加者に恵まれていると実感しています。1地域で開催する音楽コンクールではどこにも負けていないと自負しています。あとはわれわれ運営側のスキルアップと参加者一人ひとりに対するケアがどれだけ行き届いているかのマインドの点です。この部分は毎年「昨年よりも良かった」と評価されるように、肝に銘じて努めて行きたいと思います。

 それでは会場でお会いできますことを楽しみにしています。(tsuka)

第34回かなコンがスタートします!

2018年2月25日

 皆さん、こんにちは。先週末のフルート部門の締め切りをもちまして、第34回かながわ音楽コンクールの各部門出場者数が決定しました。今回は従来の郵便局での振り込みに加え、新たにピティナさんの提携コンクールサイトによるネット申し込み・クレジット決済の方法を採用しましたが、意外な結果となりました。

 そもそもユースピアノ部門の全国募集を周知させるために提携コンクールにしたのであって、ユースピアノはネット申し込みが大多数となり、ヴァイオリンとフルートからの利用者はほとんどいないと思っていました。ところがユースピアノ部門は約6割が郵便申し込みだったのに対し、ヴァイオリン部門の半数以上、フルート部門にいたっては郵便申し込みの2倍がネットからでした。いやー、わからないものです。ピティナさんのほうもピアノ以外の楽器でこれほどの申し込みが来るとはと、びっくりされていました。

 そして、今回の参加人数と傾向をお知らせします。各部門とも前回より20人以上増えています。ユースピアノ部門は770人(前回比+26人)。特に大きく伸びたのが幼児の部で96人となり目標の100人まであと少しです。幼児はコンクールの導入部ということもあって、クリスタルコンサート出演など、この年代で新しい経験をされる機会を設けています。今回ひょっとしたら別の“ご褒美”を用意できるかもしれません。ただ、幼児に直結している小学校低学年が全体の中で一番減少しています。比較的厚遇している幼児の部を卒業してすぐに上の学年と同じ基準で評価されるため、参加を敬遠されているのかもしれません。小学校低学年・中学年の人たちにはコンクールとは別の機会でケアができる方法を考えなければいけませんね。

 ヴァイオリン部門は前回比28人増の155人となりました。対照的なのは増えた年代が中学生以上で、3年目となる一般の部(大学生以上)が7人増、高校生の部が11人増とこの部門のレベルを引き上げる要因となりました。前回は一般の部の参加者が10人を割り込み、頭を抱えていましたが、一般の部第1位の土井遥さんが「フレッシュコンサート」で神奈川フィルと共演したことが良いPRになったのか、第1回目の参加者数に戻ってくれました。ヴァイオリン部門は高校生までの部と一般の部の表彰内容が異なるためダブルスタンダードとなってしまいますが、神奈川県知事賞受賞者と一般の部第1位の人には共に最高の舞台を用意したいと思っています。
フルート部門は従来どおり一般の部が全体の8割近くを占める“大人の部門”となっています。今回は一般の部110人参加となり全体で142人(前回比+21人)です。一番の気がかりが導入部の中学生の部が4人しかいないことです。一般の部では年齢上限がないので幾つになっても参加できますが、中学生が極端に少ないと先細りになる可能性もありますので、中学生の参加を促す手当てを検討しています。

 今、ユースピアノ部門の人には参加票を順次発送しています。毎回口をすっぱくして言っていますが、会場や課題曲は必ずチェックしてください。今回特にネットから申し込まれた人は記入ではなく選択するプルダウン方式になっています。ある曲を選んだつもりでも、カーソルを止める場所がずれて別の曲を選んでしまったのか、「曲が違う」との問い合わせが数件来ています。これは変更ではなく表記違いなのでためらうことなく連絡してください。これが確認する最後の機会ですので、穴の開くほど見てください!

 なお皆さんが心待ちにされている神奈川新聞紙上での「会場別参加者名掲載」は、今のところ3月19日を予定しています。日刊紙なので大きな事件事後が起こると後ろにずれることがあることをご承知おきください。(tsuka)

岩井宏之先生を偲んで

2018年1月19日

 1月17日付けの神奈川新聞に音楽評論家の岩井宏之先生が昨年11月にお亡くなりになっていた旨の記事が掲載されました。岩井先生は「かながわ音楽コンクール」の設立に大変ご尽力され、第31回大会(2015年)まで審査員とユースピアノ部門の講評執筆を、また前33回まで諮問委員をお務めいただいた、「かなコン」にはなくてはならない方でした。謹んでお悔やみ申し上げます。

 私は先生が審査員をご担当された最後の4年間をご一緒させていただきました。予選から精力的に多くの会場でご審査をされ、岩井先生独自の視点で参加者の演奏を評価されました。時には他の審査員と評価が合わないことがあっても臆することなく自分の基準を貫かれる強い意志を持たれた方でした。

 そんな岩井先生がユースピアノ部門に幼児の部を新設したとき(第30回大会)に「かなコンにもこんな感じの和やかな場面があってもいいじゃないか。この子たちが大きくなっているときが楽しみだ」と幼児の演奏に目を細めていたことがとても印象に残っています。翌31回の準本選講評にも「彼らはすべきことはちゃんとやってきて、それが姿勢にはっきり表れていた。なかなかのものである。幼児たちは中学生、高校生にひけを取らず堂々と向き合うことで、その存在感をさらに明らかにしていた。将来の大物を予想させてくれた」と彼らに日本の音楽の将来を期待する想いを込めていらっしゃいました。

 岩井先生が最後に審査をされたのが第31回のユースピアノ部門本選でした。最初から体調がおもわしくない中で審査に臨まれましたが、中学生の部が終了した時点で大変辛そうにお見受けしたので、審査を続けるとおっしゃられる岩井先生を審査委員長の辛島先生と一緒に説得して、お帰りいただきました。最後まで審査できなかったことはさぞや悔しかったことと思います。

 岩井先生が生前言われていた「神奈川でバッハが当たり前のように流れる場所になって欲しい」という想いを真摯に受けとめて、「かなコン」を理想の街の礎となるように精進していくことが岩井先生の意思を継ぐことかと思います。



 第34回の会場申し込み状況の途中経過です。予想どおりユースピアノ部門予選は今年、各ブロック土日に人気の会場が当たっていて、24日の二宮町ラディアンと25日青葉公会堂が結構な勢いで来ています。この2会場が定員になると24日の栄区民文化センターと26日のやまと芸術文化ホール、鶴見区民文化センターに流れて来るような感じです。上記の会場をご希望でしたらお早めに申し込みをお願いします。(tsuka)

毎年12月は老人ホームで世代間を超えた交流を

2017年12月27日

 皆さん、こんにちは。2日遅れのメリークリスマス!
現在、郵便振込みとピティナの提携コンクール・サイトから第34回の「かなコン」の申し込みを受付中です。やはりネット申し込みの影響で、ユースピアノ部門は例年よりも倍近いペースで申し込み数が増えています。意外と早く人気の会場が埋まってしまうかもしれませんね。現在の人気会場はAブロックは24日の二宮町ラディアン、Bブロックは24日のリリスと27日のひまわりの郷、Cブロックは25日の青葉公会堂と26日のサルビアホールです。

 いずれもまだ定員には達していませんが、例年締め切り間際に申し込みが激増する傾向なので、今回は第1希望または第2希望会場で参加できない人が増えるかもしれません。どうしてもこの会場で弾きたいと思っている方は早めに申し込まれることをお勧めします。

 さて、毎年12月は3週に渡って各土曜日に「音楽のプレゼント」という演奏会に参加しています。これは横浜ロータリークラブが主催で行っている老人ホームでの慰問コンサートです。横浜市内3ヶ所の老人ホームで各会場2組の出演者が計30分程度の演奏を行うもので、これからの日本を担っていただく若い人に世代を超えた交流をしていただくことを目的としたロータリークラブの活動の一つです。施設のお年よりもご自分のお孫さんよりも小さい人が一生懸命演奏している姿を見て嬉しく思い、毎年このイベントを楽しみにしています。今年は6組8名の方に出演していただきました。

 最初の会場では政田和奏さんと長澤美佳さんのヴァイオリン部門神奈川新聞社賞受賞者のお二人にご出演いただきました。おふたりとも神奈川県外からお越しいただき大変だったかと思いますが、ご両親や先生のピアノ伴奏で素敵な曲を披露されお年寄りの心をしっかり掴んでいました。

 翌週はグランドピアノがあるホームなので例年ユースピアノ部門の方にお願いしています。今回は小学校高学年の部優秀賞の神宮司悠翔さんと特選の丸岡花珠さんが演奏されました。神宮司さんはこれまで何度も受賞をされている実力の持ち主でショパンを2曲流暢に演奏されました。一方、丸岡さんはお友達の多田衣織さん・早織さんがゲスト出演で連弾を披露されたり、ロータリークラブの会長さんがお父様の社長さんだったりと話題豊富でした。

 最後の会場はヴァイオリン部門から渡辺奏子さんと金野琢真さんのお二人でした。お住まいの近所で先生も一緒、ピアノ伴奏を同じ気心の通じ合っているお二人でした。インタビューでお互いの演奏をどう思っているか予定にないことを聞いて、少し戸惑っていた様子が微笑ましかったです。

 トップコンサートのように華やかなステージではありませんが、自分の演奏を世代を離れた初対面の人に聴いてもらい、自分の伴奏で歌ってもらう経験は今後の演奏活動にきっとプラスになると信じています。指導されている先生に相談しても「とても良い機会だから」と薦められるそうです。

 そしてこの「音楽のプレゼント」に出演された方でトップコンサートの舞台に立ったり、音楽大学に進まれて演奏活動を行われている人が大勢います。地味な活動ですが人に喜んでもらうことは演奏活動の大事な目的ではないでしょうか。どうか今年出演された8名の皆さんにはお年寄りと共有した時間を心に留めていただきたいと思います。

 来年はコンクール前の1月と2月に山手西洋館でサロンコンサートを行います。「音楽のプレゼント」とはガラッと変わって華やかでお洒落なコンサートです。でも「音楽のプレゼント」も「西洋館サロンコンサート」も、両方とも「かなコン」の顔なのです。
それでは皆さん、よいお年を。(tsuka)

いよいよ第34回がスタートしました。

2017年12月8日

 皆さん、こんにちは。皆さんが待っていた、第34回大会の課題曲が発表されて1週間が経ちました。申し込みも来ています。いよいよスタートです!

 課題曲発表に先立ちまして会場は早めに発表しました。今回、ユースピアノ部門の日程と各部門本選会場が大きく変わりました。“聖地”神奈川県立音楽堂が改修工事のため使用できず、代わりにヴァイオリンは横浜みなとみらいホール・小ホールで行います。そしてユースピアノ部門は、昨年できた最新のホール「やまと芸術文化ホール」で行います。このホールは相鉄・小田急線の大和駅からアクセスの良い文化施設「シリウス」にある1000人規模を収容する音響の優れた会場です。予選で使用する300人規模のサブホールも含め、今後「かなコン」でも毎年どこかの段階で使用する予定です。県立音楽堂は改修が終わった後にまた復活しますのでご安心ください。ヴァイオリン本選がみなとみらいホールになったために、フルートの本選は神奈川区民文化センター「かなっくホール」で行います。第1次予選が青葉区民文化センター「フィリアホール」で第2次・本選は「かなっくホール」と、この2会場は横浜の区民文化センターの中でも音響の良さではトップクラスです。

 そしてユースピアノ部門の準本選がこれまでの4月第1週から4月末の3連休になります。これはあるピアノコンクールと日程が重なってしまうため参加者への負担が大きく、人によっては「かなコン」にエントリーが出来なくなってしまうことが一番の理由です。3年前に参加者にアンケートをとったところ「予選から準本選の日程が短い」という回答が多数ありました。以前から変えなければいけないとは思っていたのですが、なかなかきっかけが掴めず、ずるずると前年踏襲を続けてきたツケが結局は参加者に回ってくることとなってしまいました。そして本選も5月中旬にずれて行います。この変更には賛否両論あるかとは思いますが、当分このスケジュールで行こうと思います。ユースピアノ部門に参加される皆さん、まずは予選の課題曲をじっくり仕上げてください。

 課題曲はこれまでと大きく変更のない部もあれば新しい試みを加えた部もあります。特にヴァイオリン部門は小学生低学年・中学年第1次予選で2曲の選択制になりました。毎回お願いしていることですが、課題曲のコード番号をよーく確認してください。申し込む時は必ずコピーを取って、事務局から参加票が届いたらご自分で書いたものと照らし合わせてください。参加票が届いたときが変更できる最後のチャンスですよ。ここで見落とすと会場で真っ白になりますよ。本番で悔しい気持ちで弾く姿はこちらも見ていて痛々しいのですが、こればっかりは認めるわけにはいかないのです。
 
 前回のブログでヴァイオリン部門の審査委員長交代をお伝えしましたが、フルート部門でも審査委員長が変わりました。ヴァイオリン部門の小林武史先生と同様に長年に渡って審査委員長をお務めいただきました植村泰一先生が課題曲選定を最後にご引退されました。今回は植村先生の最後の想いが詰まった課題曲となっています。そして新しく酒井秀明先生が審査委員長に就任されます。学生音楽コンクール全国大会の審査員でもあり、「かなコン」では毎回会場でフルートをご持参されて皆さんの立ち位置やピアノ位置を決めていただいている繊細な感覚の方で、審査委員長にはまさにうってつけです。一方、オープンカーで颯爽と会場入りされるお姿は、コンクールの審査の時とギャップが大です。(tsuka)


ヴァイオリン部門で新審査員長就任

2017年11月7日

 皆さん、こんにちは。季節はもう晩秋、5時にはすっかり日暮れになってしまいますね。

 毎年この時期、「かなコン」事務局では皆さんがお待ちかねの課題曲発表に向けて、募集要項や特集ページの制作にかかっています。神奈川新聞の特集は、出場者募集のチラシにもあるとおり今月28日を予定しています。

 さて、前回のブログは「ヴァイオリン部門の参加者の皆さんにお知らせ」と結びました(確か2回目だったような…)ので、今回はその内容をお伝えします。ヴァイオリン部門の小林武史審査委員長が今33回をもちましてご引退されました。小林先生にはヴァイオリン部門が新設された第4回(1988年)からすっと審査委員長をお務めいただき、大勢の若きヴァイオリニストを育てていただきました。小林先生の審査表には短い言葉でその人の長所を端的に表現していることが多く、お気に入りの演奏を聴かれた時は「天才が現れた!」と興奮気味に喜ばれていたことがとても印象的でした。

 インドネシアのスマトラのご出身で、才能教育で著名な鈴木鎮一氏に師事し18歳の時に第18回毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)で1位になられました。その実力を評価され東京交響楽団やチェコスロバキア(当時)の国立ブルノ・フィルのコンサートマスターを歴任された後に才能教育の発展にご尽力され、アジアや南アメリカの途上国で子どもたちにヴァイオリンの素晴らしさを熱心にご指導されました。

 團伊玖磨さん、伊福部昭さん(ゴジラ!のテーマ曲で有名な)をはじめ多くの著名な作曲家の方々から曲を提供されています。そしてあの「徹子の部屋」にもご出演されているんです。

 御歳86歳になられてもまだまだ現役のヴァイオリニストで、先日浜離宮でのコンサートにお邪魔いたしました。近年は腰を悪くされているので椅子に座って演奏をされていますが、しなやかな弓の動きは健在で、ピアノ伴奏の野平一郎先生と息の合った演奏は“さすがの境地”に達していました。30年に渡って「かなコン」にご尽力いただきました小林先生には、審査委員長をご引退されても貴重なご意見を頂戴したいと思っております。

 そして、新審査委員長には小林先生のご推薦で篠崎史紀先生にご就任いただくことになりました。そうです、N響第1コンサートマスターの「まろ先生」です。審査委員長が30歳以上若返りました! きっとヴァイオリン部門には“新しい風” が吹くのではないかと、今からワクワクしています。第34回の課題曲にも新しい傾向が少し反映していますが、それは月末のお楽しみに。(tsuka)


2つの記念コンサートを終えて

2017年10月16日

 皆さん、こんにちは。

 やっぱり1ケ月毎の更新サイクルになってしまいます。この間(9月~10月上旬)の話題といえば「交流の響き」「トップコンサート」です。

 全国の地方新聞社が開催する音楽コンクール入賞者がミューザ川崎で演奏する「交流の響き」は、今年14県(福島、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、長野、静岡、富山、広島、高知、熊本、鹿児島、沖縄)から参加され、楽器はピアノ11人、オーボエ、サックス、トランペット各1人という内訳でした。また、今年はミューザが主催するオルガン教室の方がオープニングにパイプオルガンでバッハを2曲演奏しました。ミューザは神奈川でもトップクラスの音響の良さを誇るホールで、聴く機会のあまりないこのホールでのパイプオルガンの演奏には感動しました。そして出場者の先陣を切って神奈川代表の渡辺俊爾君(ユースピアノ部門小学校高学年の部最優秀賞、神奈川トヨタ賞受賞)がバッハとショパンを弾き、華やかに今年の交流の響きがスタートしました。

 ミューザ川崎はコンクールで使用できるホールではないため、交流の響きでしか演奏できない本当に貴重な機会です。一方で、毎年必ず1人はミューザで演奏することができるのです。

 後述する「トップコンサート」を目指して「かなコン」を受けている皆さんにとっても、「交流の響き」は「トップコンサート」と双璧をなす「かなコン」のウリになると私は思っていますので、この演奏会に選ばれたら素晴らしいキャリアになると誇ってください。

 そして「かなコン」の集大成として10月に行われる「トップコンサート」にはユースピアノ部門県知事賞の石井結花さん、ヴァイオリン部門県知事賞の武元佳穂さん、ピアノ部門第1位の村上真也さんが出演され、かなフィルと息の合ったコンチェルトを披露されました。3人とも小さい頃から「かなコン」にチャレンジされ念願叶った方々です。トップコンサートを終えてホワイエで知り合いの人たちに囲まれている姿を見ると、個人的な感情としてホッとしたり嬉しくなったりするのですが、これで「かなコン」も卒業かと思うと一抹の寂しさも感じてしまいます。でもトップコンサートのステージに立った皆さんは更なる高みを目指す有望な演奏家なのですから、この経験を是非次の目標のために活かしてください。指導者や調律師など記念コンサートに出場された人たちから将来の目標をたくさん伺いました。応援していますよ。ひょっとして力になれるかもしれないので、何かあれば遠慮なく相談してください。それが地元新聞社のコンクールです。

 次のブログでは、今度こそ「ヴァイオリン部門」の方へのお知らせをします。(tsuka)


かなコンが提携コンクールに!

2017年9月12日

 皆さん、こんにちは。

 本当に久々の更新となります。気がつけば、最後のブログから1ヶ月以上が過ぎていました。

 8月は5日にサマーコンサート、25日にクリスタルコンサートがあり、また9月30日の交流の響きの準備などで、コンクール終わりのマッタリとした7月とは違い少し立て込んではいましたが、コンクールの時ほどの慌しさではなく、かえってどっちつかずの日々でした。

 毎年この時期は次のコンクールの準備をスタートさせながら、3大入賞記念コンサート(8月・クリスタルコンサート、9月・交流の響き、10月・トップコンサート)を粛々とこなしていきます。クリスタルコンサートでは合計27人の入賞者の皆さんと会場でお会いできました。お一人お一人の本選での様子を思い出しながら、みなとみらいホールでの皆さんの演奏を聴いていました。27人全員の方とまた34回のコンクールでお会いできますことを楽しみに、ながーい1日でしたが至福の時間を過ごすことができました。

 さて、前々回(7月18日)のブログの最後に「ピアノ部門に参加されている人たちにお知らせ」とありましたが、前回はお伝えすることができず、今回の発表となりました。それは「かながわ音楽コンクール」が次34回から「ピティナ・ピアノ・コンペティション」の「提携コンクール」になります。これはピティナのホームページから申し込みことができ、支払いもクレジットカードで可能になります。前々から導入したかった「ネット申し込み」と「クレジット決済」がやっと実現することになりました。これまでは郵便局まで行って現金で支払う申し込みしかなかったのですが、次からはこれまでどおりの現金払いとネット決済の2通りの方法が選択できます。

 提携コンクールの件は大変ありがたいことにピティナさんからお話をいただきました。近年参加者数が減る一方で33回からユースピアノ部門も他部門同様、全国から参加できるようにしました。しかし、「かなコン」の情報は神奈川新聞紙上での掲載がメインなので、新聞の配達エリア外にどうやって情報を伝えるかが大きな課題になっていました。ピティナは全国規模で会員(指導者)数15,000人強、参加者は述べ45,000人という日本トップクラスのコンクールですので、この組織に「かなコン」の情報が掲載され、申し込みできるのは大変心強い限りです。また、ピティナのご担当者から「かなコン」参加者の多くがピティナも受けていると伺いました。時期的に、まず「かなコン」で実戦を経験してピティナに臨むといった流れなのかもしれません。課題曲も似たところもあって、今回の提携は双方にメリットがあると思っています。

 一部の人から「ピティナから申し込めるようになると、参加者が増えて、かなコンが難しくなる」といった声も聞かれました。確かにレベルが上がることや定員がいっぱいになることが懸念されますが、運営側としては数年前のレベルまで戻したいと思っています。そうなれば、今度は皆さんに何らかの形で還元したいと思っています。やはり参加される皆さんあってのコンクールですので、ただ単に難しくなればいい、参加者数が増えればいいとは考えていません。われわれが頑張って、1人でも多くの人に準本選に進出していただき、本選の舞台に立っていただき、受賞者数を増やして出演されるコンサートの数を増やしていきます。ですから皆さん、どうか期待して受けてください。

 なお、「ネット申し込み・クレジット決済」はピアノ部門に限ったことではありません。ヴァイオリンや次回実施するフルート部門でも可能です。そして次はヴァイオリン部門に参加される方にサプライズがあります。近々にお伝えできると思います。(tsuka)


山手西洋館での演奏

2017年8月7日

 皆さん、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

 もう夏休みも半ばですが、宿題進んでいますか? 夏バテしていませんか?

 私も幾つかの会場に出向きましたが、ピアノコンクールの代名詞となっている「ピティナ」の真っ最中ですね。各会場に貼ってある通過結果が、ピティナのホームページの結果も併せて、「かなコン参加者がどうだったのか」とても気になります。現時点(8月7日)では決勝大会の進出者が決まり出し、進出者の顔ぶれを見ながらどこの会場に伺おうかと思案しています。

 前にも書きましたが、この時期から入賞記念コンサートがスタートします。先陣を切って8月5日に「サマーコンサート」が行われました。横浜のお洒落な雰囲気がいっぱいの山手地区にある西洋館7館が7・8月に開催する音楽イベントの一環で、「かなコン」はエリスマン邸を会場に3人の方が演奏されました。

 このエリアにある西洋館を会場としたサロンコンサートは2014年2月に開催された「山手芸術祭」に参加したことをきっかけに始まり、以降毎年このイベントに入賞者や本選進出者に出演していただきました。その後、夏のサマーコンサート、秋または冬のサロンコンサートと年間の回数も増えてきました。会場もベーリックホール、エリスマン邸、イギリス館と横浜を代表する歴史的建造物で、普段はなかなか演奏できない素敵な空間です。

 このコンサートには主に「かなコン」で年長者に該当する高校生以上の方にお声がけをしています。これまでは、トップコンサートや交流の響きに出演していただく方々以外はクリスタルコンサート(毎年8月下旬)に集中していました。このコンサート数では受賞者全員が記念コンサートに出られない状況になってしまいます。また、クリスタルコンサートは出演者数が多いことから、次々とステージに上がってもらう発表会のようなコンサートなので、ある程度の年齢の方には別の演奏機会を設けたいと思っていたところ、山手芸術祭に参加して「これだ!」と手ごたえを感じました。出演していただいた皆さんからも「こんな素敵なところで演奏できて満足」と好評です。

 最近はみなとみらいエリアに話題や観光客が集中している横浜ですが、新興エリアにはない魅力がこの山手地区をはじめ元町・中華街・馬車道などの「オールド横浜」にあります。

 県外の出演者には「山手のコンサートのあとは元町で買い物をして、中華街でご飯を食べてみなとみらい線で帰ってくださいね」とお話しています。

 また、山手西洋館の館長さんは皆さん女性で音楽好きな方が多く、このコンサートに大変理解をいただいています。各館長さんは毎回どんな出演者かを楽しみにされていますので、このような方々に「かなコン」の出演者を育てていただき本当にありがたいです。私たちもサロンコンサートを通じてこのエリアの魅力を伝えて行きたいと思っています。「かなコン」と山手西洋館とはwin=winな素敵な関係です。(tsuka)

参考になった1冊の本を紹介します

2017年7月18日

 皆さん、こんにちは。

 コンクールも一段落して、今は8月から始まる入賞記念コンサートと次34回のコンクールの準備をしています。また、他のコンクールの見学にも出向いています。6月はピティナの地区予選を2度聴きに行きました。プログラムを手にして「かなコン」の参加者が何人くらい参加しているのか、また会場には地区本選進出者の名前が掲示されているので、ピティナのホームページで発表された以前の結果と併せて、この点に必ず目を通します。各会場の進出者の中に「かなコン」でお馴染みのお名前がたくさんあり、とても嬉しく思います。地区本選も聴きに行きますので、皆さんがんばってくださいね。

 ピティナピアノコンペティションは全国規模の日本を代表する学生ピアノコンクールで、「かなコン」参加者の多くがこのコンクールに参加して活躍されています。課題曲も結構被ったりしていてとても参考になり、少しでもピティナに近づきたいと思っています。実はそのピティナの上層部の方と今年2度お会いして、コンクールを運営する苦労や工夫などの意見交換をする大変貴重な機会をいただきました。その際に「『かなコン』は課題曲が難しくて入賞者は皆さん優秀ですね」と、とても嬉しいご感想をいただきました。

 今回、ピティナの方をご紹介いただいた審査員の先生から「はじめてのピアノコンクール」(yamaha出版)という本をいただきました。ピアノ指導者に対して、はじめてコンクールを受ける生徒さんたちへコンクールに臨む際の準備や心がけなどを丁寧にアドバイスした本ですが、コンクール運営者にとっても大変参考になる内容です。私のような立場はコンクールのメリットばかりに目が行きがちですが、コンクールの弊害(コンクール至上主義、結果重視、スターの作成)や受賞者の「燃え尽き症候群」についても言及していて、なるほどと思うことが書かれています。また成長過程毎のレッスンポイントについても課題曲を選ぶ上で1つに指標になります。

 この本の中で私が特に惹きつけられたコメントは2つです。1つ目が「コンクールは3回チャレンジしてはじめてプレゼントに巡り合えるもの」というくだりです。「かなコン」も多分他のコンクールにはない独特の雰囲気や傾向を持っているのではないでしょうか。神奈川県の会場限定で行われるため地の利や会場で演奏した経験がコンクール本番にも影響している人も多いはずです。また開催時期や課題曲も人によって合う合わないが出てくるものと思われます。入賞者の多くが何度かチャレンジして初めて賞を手にした人なのです。そこで2つ目のコメントとして挙げるのが「コンクールの評価というのはその日、その曲をその会場とその順番で、そこにいた審査員が下したもの。場所や人が変われば別の結果になったかもしれないので絶対評価ではない」です。何年もコンクール運営に携わっていると、まさにこのコメントが真理だと実感します。1回のコンクール結果を絶対視しないでください。次のステージに進めなかったり本選で賞を取れずに悲しげな顔で会場を後にされる人を見るときほど主催者として辛い場面はありません。音楽を習っている皆さんは若くて素敵な将来が待っているので、1度くらい結果が伴わなくても辞めたりしないでください。

 私たちは基本的に全受賞者には何らかの記念コンサートに出演していただきますが、受賞者以外の方にも機会を設けて演奏の場を提供できるように努めています。まずは本選で受賞は逃したけれどもキラリと光った人、印象に残った人にお声がけさせていただきます。ひょっとしたら今後事務局から連絡が行くかもしれませんので、その際はぜひご検討ください。

 また、次のブログでピアノ部門に参加されている人たちに大きなメリットになるお知らせができるかもしれません、多分?(tsuka)

今年のコンクール全日程が終了!

2017年6月7日

 皆さん、こんにちは。6月4日に行われたピアノ部門本選をもって、今回の音楽コンクールの全日程が終了しました。ピアノ部門は6人によるハイレベルな演奏が繰り広げられ、村上真也さんが見事に第1位になりました。村上さんは妹さんと一緒に小さい頃から「かなコン」ユースピアノ部門に参加していて数多の受賞歴をお持ちなのに、不思議とトップ3の賞(県知事賞、新聞社社長賞、神奈川トヨタ賞、ヤマハ賞)とは縁がなく、前回から(シニア)ピアノ部門に参加されて遂にナンバー1の栄冠を手にされました。

 また第2位の古海行子さん、第3位の尾城杏奈さんもユースピアノ部門で受賞歴のある実力の持ち主で、狭き門だった本選(参加者の10%しか残らない)で堂々と45分間のプログラムを披露していただきました。6人の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 コンクールはこれで終了しますが、これからは入賞記念演奏会が次々に行われます。まず、最初は8月に山手西洋館のエリスマン邸での「サマーコンサート」が8月5日(土)に、そして8月25日(金)にはみなとみらいホール・小ホールで「クリスタルコンサート」を行います。クリスタルコンサートは、今回で18回目となる「かなコン」入賞者コンサートではトップコンサートに次ぐ歴史を持つコンサートです。会場となるみなとみらいホールは、海が見える横浜らしいホールとして有名で、毎年大勢の入賞者がこのホールで夏休み最後の思い出として小ホールのステージに立っています。以前はトップコンサートや交流の響きに出場する人以外の上位入賞者が出演していましたが、この数年は幼児の部入賞者を第1部にして、比較的下の学年の入賞者に絞ってお声がけをしています。今年はユースピアノ、ヴァイオリン各部門の小学生の部の上位入賞者にお願いをしました。

 では中学生以上の入賞者にはサマーコンサートなどの山手西洋館でのサロンコンサートを用意しています。みなとみらいホールが海のそばの新しい横浜の観光名所なら、山手は丘の上のホールです。みなとの見える丘公園や外人墓地、元町など昔から横浜を代表する観光名所に囲まれたエリアです。エキゾチックな雰囲気満点の西洋館コンサートは、他では味わえない横浜らしい演奏会で大人の女性には大変好評で、最初はベーリックホール1会場だったのが、今では4会場(ベーリックホール、エリスマン邸、イギリス館、ブラフ18番館)まで広がりました。西洋館で音楽を聴いて、元町で買い物をして中華街で食事をすれば“横浜オールドタウン”を満喫する素敵な横浜観光となります。お時間のある方は8月5日にお運びください。(Tsuka)


ヴァイオリン部門本選を振り返って

2017年5月17日

 皆さん、こんにちは。14日の日曜日に県立音楽堂でヴァイオリン部門本選が行われました。

 本選には28人が出場し幼児3人、小学生が8人、中学生1人、高校生2人、大学生3人が表彰されました。改めて皆さん、おめでとうございます。

 本選を振り返ってみると、先に行われたユースピアノ部門と対照的な傾向が表れています。

 大賞である県知事賞は高校生最優秀賞の武元佳穂さんが受賞しました。高校生の大賞受賞は3年連続、この5年間で4回です。ユースピアノ部門では中学生が同じ結果を出していることを前回書きました。中学生が強い原因を、審査員のお一人が「将来、音楽の道に進むかを真剣に考える時期なので、他の年代と本気度が違うのでは」と鋭い分析をされています。ところがヴァイオリンでは高校生が高く評価されました(大賞、準大賞ともに高校生)。中学生の本選進出者は6人と一番のヴォリュームゾーンでした。審査員も期待を込めて大勢を選ばれたのですが、同部最優秀賞以外は誰も受賞者なしという結果でした。もしかするとヴァイオリン部門は、課題曲の選択が中学生と高校生でほぼ一緒であることが影響しているのかもしれません。課題曲を一考する必要があるかもしれませんね。

 今回の一番のトピックスは昨年新設した「一般の部」で第1位が選出されたことです。審査結果で土井遥さんが文句なく第1位に決まり、本当にホッとしました。2位の下野園ひな子さん、3位の郡司菜月さんもファイナリストに相応しい演奏をされました。3人ともおめでとうございます。この部はヴァイオリン部門の最上級として、高校生以下のお手本となってもらいたい人たちです。幼児の人が同じ会場で大学生・社会人のトップレベルの演奏を聴くことができるのも、ヴァイオリン部門だけです。また良い楽器の音色も実際に耳にすることもできます。本当に貴重な機会なので、少し帰る時間を遅らせてでも“ハイレベルな演奏”を聴いてください。

 残すは「ピアノ(旧シニアピアノ)部門」です。このブログを書いている時点では、まだ第2次予選は行われていませんが、進出された17人の顔ぶれが「凄い」と評判になっているようです。この中で7人前後しか本選に進むことができません。厳しいですね。だからこそ、誰が残っても本選が楽しみです。(Tsuka)


ユースピアノ部門の受賞者が決定

2017年5月3日

 皆さん、こんにちは。

 4月30日に「ユースピアノ部門」の本選が行われ、各賞受賞者が決定しました。

 大賞の県知事賞には「中学生の部最優秀賞」受賞者の石井結花さんが選ばれました。しかし、中学生は強いですね。この5年間で4回、中学生が県知事賞を受賞しています。小学生と高校生に挟まれている難しいポジションなのですが、この世代に審査員から求められる課題をきちんとこなしている人が残ったのでしょうか、評価がおしなべて高かったです。

 また、高校生も4年連続準大賞(神奈川新聞社社長賞)と健闘しています。ただ、大賞に届かないのは最上級部門の演奏としては少し物足りないのかもしれません。高校生の部の受賞者の多くが、過去に(シニア)ピアノ部門で入賞している実績から見ると、さらにもう一段レベルアップしてチャレンジされていますね。

 大賞を受賞された石井結花さんは、意欲的にプロコフィエフの小品を2曲見事に弾き切りました。2年ぶりの本選進出でしたが、表彰式で2度自分の名前が呼ばれた時の驚いたような表情が印象的でした。準大賞の田中琴さんは本選進出者で唯一、神奈川県外からの参加者でした。このコンクールに県外から参加された方が本選まで残られていることは本当に嬉しく思います。「かなコン」は神奈川だけではなく全国に通用するコンクールになるには、県外参加者が増えて層が厚くなることが大切で、田中さんには改めて東京のレベルの高さを感じました。

 神奈川トヨタ賞は小学校高学年の部の最優秀賞受賞者の渡辺俊爾さんが、ヤマハ賞は中学生の部優秀賞受賞者の本田琳太郎さんが受賞しました。渡辺さんは全小学生の中で一番高い評価を受けています。また、本田さんは小さい頃から「かなコン」受賞者の常連でしたが、今回はこれまでで一番上位の賞を取られてのではないかと思います。

 各部では小学校中学年と同高学年で優秀賞が2名出るという接戦でした。また、中田喜直賞も2名が選ばれました。お二人分の賞状とトロフィーを用意しておらず、すいませんでした。

 追加発注をしましたので、必ず送りますね。

 本選は来場者も多く表彰される来賓も大勢お越しになるうえに、長時間に渡る審査を行うので慌しく時間が過ぎてしまいます。本当は本選の舞台に立った皆さん一人ひとりに声をかけてあげられたら良かったのですが、それも叶いませんでした。ただ表彰式後に数人の受賞者の方におめでとうと言えて、少しホッとしています。受賞者された方とはこれからどこかのコンサート出演をお願いすることになりますので、よろしくお願いします。

 そして次はヴァイオリンの本選がすぐ迫っています。また頑張らねば!

 (tsuka)


お手本となる演奏を聴く、求められる技術をあげる

2017年4月6日


 皆さん、こんにちは。

 3月19日に「第33回かながわ音楽コンクール」が開催しました。

 今日現在(4月5日)で、ユースピアノ部門は予選と準本選を、ヴァオイリン部門は第1次予選を行いました。

 744人の方が参加されたユースピアノ部門は、2度の審査を通過した42人の方がファイナリストとなりました。内訳は幼児の部10人、小学校低学年の部10人、小学校中学年の部7人、小学校高学年の部6人、中学生の部5人、高校生の部4人。お馴染みの方もいますが、フレッシュな方も何人か含まれています。中でも私が注目しているのは「小学校低学年の部」に「幼児の部」の入賞経験者が大勢いることです。やはり皆さん基礎がしっかり出来ている上にコンクールを経験しているので、場慣れしていることが実力を発揮できているのかなと思います。「小学校低学年の部」の本選、今から楽しみです。

 逆に「高校生の部」が4人と進出者数が一番少ない部となりました。最上級の部なので下の部と比べて審査員からの要求はどうしても厳しいものとなりますが、狭き門をくぐってここまで来た4人なので、本選の課題である「15分間」を存分に使って音楽堂の観客を自分の世界に引き込んでください。

 ヴァオリン部門は2日間で行われた第1次予選で、127人から52人に絞られて16日の第2次予選を迎えます。今回は「一般の部」では4人が第2次予選進出となり、昨年よりも期待が持てます。今度こそ本選で第1位が選ばれてもらいたいと思っています。あとは第1次予選で両会場ともレベルが高かった「小学校中学年の部」も4割強が第2次予選に進みます。「中学生の部」は第2日目が第1日目の2倍近い参加数で激戦となりました。逆に「高校生の部」は第1日目と第2日目の人数が11対3と極端に違いました。ある一定のレベルの演奏であれば人数に関係なく通過となりますが、それでもレベルの高い人が集まってしまうと基準値が自然に上がることもあります。それが会場毎での審査の難しさです。第2次予選に進めなかった人の中にも上手な人がたくさんいました。審査員もこの2つの部では大変悩んで選ばれたのではないでしょうか。

 今週にはいよいよ「ピアノ部門」が締め切られ、参加者数が決まります。この部門は前回まで「シニアピアノ部門」と言われていましたが「参加者の多くはシニアと呼ばれるような年齢ではないから、シニアを取ったほうが参加者増になるかも」という審査員のアドバイスで名称を変更しました。ぜひそうなって欲しいものです。それとユースピアノ部門参加者の皆さんにはぜひ、ピアノ部門の演奏を聴きに来てください。音響の優れた会場でお手本となる演奏を無料で聴くことができます。課題は自由なので、きっと初めて聴いて将来弾きたくなる様な曲に出会えるかもしれません。そうなってくれたらコンクール運営の大きな目的を1つ達成したことになります。

かなコン、もうすぐ開催です!

2017年3月3日

 皆さん、こんにちは。前回のブログではユースピアノ部門が前年を上回る参加数となったことをお伝えしました。でも、ヴァイオリン部門が何と、ユースピアノ増と同数減ってしまいました。特に残念なのが昨年新設した「一般の部」がごそっと減ってしまったことです。

 大学以上が参加できなかったヴァオリン部門で待望の「一般の部」だったのに、結果が思わしくなくて第1位が出ず、トップコンサートにも選出されませんでした。そんなことが影響したのでしょうか? でも今回、大学生以上に相応しい演奏をされ第1位の人が選出されたら、有力なトップコンサート候補です。今年エントリーされた9人が精鋭の方だと期待しています。

 ユースピアノ、ヴァイオリンが締め切られ、残すはピアノ(旧シニアピアノ)部門のみとなりました。今回も2度の予選、本選とも自由曲で挑戦してもらうので、どんな曲が聴けるのか今から楽しみにしています。

 今回は各会場の参加状況をお伝えします。まずヴァイオリン部門。3月19日のみどりアートパーク、20日の杉田劇場はそれぞれ62人、65人とほぼ同数になりました。両会場ともヴァイオリン部門で使用した実績があり、音も良く駅からのアクセスも便利は会場です。

 ヴァイオリン部門の第1次予選は横浜の南北2会場で行っていて、参加者数が大きく変わらない限り、この流れでいくつもりです。

 ユースピアノ部門は3ブロック制による運営にしています。在住地の規制をなくして受けたい会場を選んでもらう方式にしてから、遠くても良い会場で受ける人と自宅の近くで受ける人に分かれています。それと曜日や同日の他会場との兼ね合いで、ユースピアノは結構偏りが出ています。人気なのは25日の栄区民文化センター「リリス」、26日の小田原市民会館、28日の二宮町ラディアンで80人を超えています。いっぽうで40人を切っている会場が2つあります。この差は顕著ですね。ただ人数が多いから有利・不利ということはありません。会場毎の人数比率を目安に準本選進出数を決めているのですが、ただ上手な人が多ければ、あまり比率にとらわれずに選出するようにしています。ですからあまり他の事に気を取られず弾いてみたい会場やアクセスに時間がかからない会場を選ばれたほうがいいと思います。

 今年のかなコン開始まであと数日です。これからは私をはじめスタッフはプログラムや参加者氏名掲載の特集紙面の作成などで忙しくなる時期ですが、できるだけたくさんの皆さんと会場でお会いできることを励みに、何とか乗り切っていきます。なお、特集紙面は3月14日掲載の予定です。(大きな事件・事故があると変更となりますのでご了承ください)


コンクール開始まで1カ月

2017年2月15日

 みなさん、こんにちは。

 前回のブログから1カ月空いてしまいました。今年ことは、マメに更新するつもりだったのですが、ついつい怠けてしまい、気がつけば早2月、コンクール開始まで1カ月余りとなっています。

 このブログでは最新の情報や可能な限りの裏話を随時アップして、「かながわ音楽コンクール」をもっと知ってもらう一助として続けています。なのに、いやー1カ月更新なしはマズいです、反省します。

 今回は先月末で締め切った「ユースピアノ部門」についてお知らせします。私が担当したのが、2012年開催の第28回からでした。前年はコンクール1週間前に東日本大震災が発生し、初めてコンクールが中止になった年でした。再開後、ユースピアノ部門は毎年、前年を下回る参加者数が続いていたのですが、今年はなんと前年を上回る参加者数となりました。担当者としてまずはホッとしています。全参加者数が744人、前年比プラス19人です。

 特に「幼児の部」、「小学校低学年の部」、「小学校高学年の部」が大きく増えました。逆に「小学校中学年の部」と「中学生の部」が減少し「高校生の部」は前年同数でした。

 増えた幼児と小学校低学年はコンクールのボトムラインとなる大切な年代です。この人たちがこれからも「かながわ音楽コンクール」に参加し続けていただくには、「かなコン」を通じてピアノを弾く喜びを得られるように、運営者として心がけなければいけないと気持ちを引き締めています。こどもの習い事でピアノの優先順位が後退している昨今、少子化の影響も加えて参加者が減っていくことは、いちコンクールだけのことではなく、もっと日本社会の根深い問題に直面していることだと思います。

 何か大上段に構えた話になってしまいましたが、今年も一人でも多くの参加者の方と会場でお会いできたら嬉しいです。ちなみに人気の会場は3月25日の栄区民文化センター「リリス」、3月26日の小田原市民会館、3月28日の二宮町「ラディアン」です。曜日と会場の魅力が参加人数に反映しているのでしょうか?

 次はヴァイオリンの締め切り後にブログ更新します。ヴァイオリン、ちょっと厳しいそうです…。


ユースピアノも全国規模で

2016年12月22日 12:15
 皆さん、こんにちは。当サイトでも「かながわ音楽コンクール」の情報が第33回に更新されました。次回はユースピアノヴァイオリンピアノ(旧シニアピアノ)の3部門で開催します。

 これまでとの違いはユースピアノ部門が神奈川県外からでも「参加可」となったことです。以前から「神奈川県外在住者でも“かなコン”を受けたい」「ヴァイオリンやフルートが県外参加できるのに、ピアノで参加できなのはなぜ?」との声が多く、毎年どうしようか迷っていました。この「かながわ音楽コンクール」は神奈川県の音楽文化や音楽教育への向上・貢献をうたっていますが、参加者を神奈川県在住者に制限することが本当に主旨と符合するのかを疑問に思っていました。

 他県から参加者が増えることで以前よりも受賞しにくくなるかもしれません。受賞者の多くが他県、トップコンサート出場者が全員東京の人に……などの懸念を持ちましたが、それは杞憂であることを前回のトップコンサート出場者が証明してくれました。ユースピアノ部門は神奈川規定があるので別として、県外参加可のヴァイオリン部門・竹本百合子さん、フルート部門・浦壁侑子さんとも神奈川県在住者です。また全国規模のピアノコンクールでも、結構“かなコン”出場者が上位にランクインしています。そして、神奈川新聞社と13社の地方新聞社が運営している「交流の響き」でも、神奈川代表の演奏は他県の新聞社でのコンクール上位入賞者と比べても抜きん出ています(主観?)。そう、神奈川の音楽レベルは全国でもトップクラスです。ですからユースピアノ部門に参加されていた皆さん、臆することなく今までどおりチャレンジしてください。それと初めて参加を検討されている他県の皆さん、この機会にぜひ“かなコン”に参加してみませんか。神奈川県にある素晴らしいホールを用意し、同年代の人と音楽を通した交流ができる場となるよう私どもは心がけています。そしてもちろん、神奈川県在住であろうとなかろうと分け隔てなく「参加して良かったコンクール」でありたいとの想いで務めさせていただきます。

 それでは、皆さん3月に会場でお会いしましょう。


次回の概要が発表されました

2016年12月2日 18:00
 かながわ音楽コンクールに参加される(しようかなと思っている)皆さん、こんにちは。本当に久しぶりのブログ更新となります。

 11月22日に来年から開催される「第33回かながわ音楽コンクール」の概要が神奈川新聞に紙面掲載されました。詳細は11月22日の16、17ページをご覧ください。なおこのサイトでの課題曲、日程の掲載は12月上旬を予定しています。

 第33回のコンクールはユースピアノ、ヴァイオリンそして、大学生以上の方が対象のシニアピアノ部門を「ピアノ部門」と改めて、3部門で開催します。

 日程は以下の通りです。

ユースピアノ部門


▼予選
Aブロック
3/25(土) 横浜市旭区民文化センター「サンハート」
3/26(日) 小田原市民会館(大ホール)
3/27(月) 厚木市文化会館(小ホール)
3/28(火) 二宮町生涯学習センター「ラディアン」

Bブロック
3/25(土) 横浜市栄区民文化センター「リリス」
3/26(日) 横浜市泉公会堂 
3/28(火) 横浜市港南区民文化センター「ひまわりの郷
3/29(水) 藤沢市民会館(小ホール)

Cブロック
3/25(土) 横浜市神奈川区民文化センター「かなっくホール」
3/26(日) 横浜市青葉公会堂
3/27(月) 横浜市鶴見区民文化センター「サルビアホール」
3/29(水) 横浜市緑区民文化センター「みどりアートパーク」

▼準本選
Aブロック
4/2(日) 海老名市文化会館(小ホール)

Bブロック
4/3(月) 横浜市磯子区民文化センター「杉田劇場」

Cブロック
4/4(火) 神奈川県民ホール(小ホール)

▼本選
4/30(日) 神奈川県立音楽堂

ヴァイオリン部門


▼第1次予選
3/19(日) 横浜市緑区民文化センター「みどりアートパーク」
3/20(月・祝) 横浜市磯子区民文化センター「杉田劇場」

▼第2次予選
4/16(日) 横浜市青葉区民文化センター「フィリアホール」

▼本選
5/14(日) 神奈川県立音楽堂

ピアノ部門


▼第1次予選
5/6(土) 、5/7(日)横浜市神奈川区民文化センター「かなっくホール」

▼第2次予選
5/21(日)横浜市青葉区民文化センター「フィリアホール」

▼本選
6/4(日)横浜みなとみらいホール(小ホール)

また、課題曲は完全に表記すると、とても長くなるので作曲者と曲名だけ書きます。楽譜や細かい規定などは必ず募集要項で確認してください。

ユースピアノ部門


*幼児(5・6歳児)の部
▼予選=1曲を選択。
不詳:小さい円舞曲
バイエル:バイエルピアノ教則本 より 第80番 ニ長調 Op.101-80
ピュイグ=ロジェ:おもちゃを片づけなさい
三善晃:練習曲52e「ゆうやけおやすみ」
バスティン:おばけ

▼準本選、本選(準本選と同じ曲)=1曲を選択。
ペッツォルト:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 より メヌエット ト短調 BWV Anh.115
モーツァルト:メヌエット ヘ長調 K.2
ブルグミュラー:25の練習曲 より 「進歩」 Op.100-6
シューマン:子供のためのアルバム より 「メロディ」 Op.68-1
ギロック:フランス人形

*小学校低学年(1・2年生)の部
▼予選=1曲を選択。
テレマン:ジーグ
C. Ph. E. バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 より マーチ ニ長調 BWV Anh.122
モーツァルト:アレグロ ヘ長調 K.1c 
ベートーヴェン:ソナチネ ト長調 Anh.5(1) 第1楽章

▼準本選=1曲を選択。
ブルグミュラー:25の練習曲 より 「天使の音楽」 Op.100-21
チャイコフスキー:子供のアルバム より 「新しいお人形」 Op.39-9
カバレフスキー:30の子供の小品 より 「踊り」 Op.27-27
カバレフスキー:24の子供のためのやさしい小品 より 「道化師」 Op.39-20

▼本選=1曲を選択。
ベートーヴェン:ソナチネ ヘ長調 Anh.5(2) 終(2)楽章
シューマン:子供のためのアルバム より 「乱暴な騎手」 Op.68-8
シューマン:子供のためのアルバム より 「楽しき農夫」 Op.68-10
ギロック:フラメンコ
林光:チョットシタケンカ

*小学校中学年(3・4年生)の部
▼予選=A群、B群から1曲ずつ選択し計2曲を演奏。
A
クリーガー:メヌエット
テレマン:フーガ
ラモー:よろこび(ロンド)
J.S.バッハ:フランス組曲 第5番 ト長調 BWV 816 より 「ガヴォット」
J.S.バッハ:6つの小プレリュード 第5番 ホ長調 BWV 937

B
チャイコフスキー:子供のアルバム より 「甘い夢」 Op.39-21
プロコフィエフ:子供の音楽 より 「鬼ごっこ」 Op.65-9
プロコフィエフ:子供の音楽 より 「行進曲」 Op.65-10
カバレフスキー:4つのロンド より 「ロンド・ダンス」 Op.60-2
湯山昭:メロディー
三善晃:波のあやとり
三善晃:しゃぼんだまのかいだん 
野平一郎:夢
野平一郎:飛行機の旅

▼準本選=1曲を選択。
クレメンティ:ソナチネ ニ長調 Op.36-6 第1楽章
モーツァルト:6つのウィーン・ソナチネ K. 439b 第2番 イ長調 第1楽章
モーツァルト:6つのウィーン・ソナチネ K. 439b 第2番 イ長調 終(4)楽章 ロンド
ベートーヴェン:選帝侯ソナタ 第1番 変ホ長調 WoO.47-1 第1楽章
ディアベッリ:ソナチネ ヘ長調 Op.151-3 第1楽章
ディアベッリ:ソナチネ ヘ長調 Op.151-3 終(3)楽章

▼本選=予選B群と準本選の計2曲。


*小学校高学年(5・6年生)の部
●予選=A群、B群から1曲ずつ選択した計2曲。
A
J.S.バッハ:2声のインヴェンションより任意の1曲

B
メンデルスゾーン:無言歌 イ長調 「勝利の歌」 Op.53-6 U154
メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 「紡ぎ歌」 Op.67-4 U182
リスト忘れられたワルツ:第1番 S.215-1 R.37-1
シューマン:子供のためのアルバム より 「***(無題)」 Op.68-30
グリーグ:抒情小曲 「蝶々」 Op.43-1
グリーグ:抒情小曲 「小鳥」 Op.43-4
グリーグ:抒情小曲 「小妖精」 Op.71-3

▼準本選=1曲を選択。
ハイドン:ソナタ ハ短調 Hob.XVI-20 終(3)楽章
モーツァルト:ソナタ ヘ長調 K.280(189e) 終(3)楽章
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.311(284c) 第1楽章
ベートーヴェン:ソナタ ホ長調 Op.14-1 終(3)楽章
ベートーヴェン:11のバガテル 第2番 ハ長調 Op.119-2、第3番 ニ長調 Op.119-3 ★2曲続けて弾くこと

▼本選=5分以内の自由曲(予選・準本選と重複可)


*中学生の部
▼予選=ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン(第1番Op.2-1~第27番Op.90)のソナタの第1楽章から1曲。

▼準本選=A群、B群から1曲ずつ選択した計2曲。
A
J.S.バッハシンフォニア(3声のインヴェンション)より任意の1曲
D.スカルラッティ
ソナタ ロ短調 K.377 L.263
ソナタ ニ長調 K.430 L.463
ソナタ ヘ短調 K.386 L.171
ソナタ ト長調 K.455 L.209

B
シューベルトハンガリー風のメロディ ロ短調 D817
メンデルスゾーン7つの性格的な小品 より 第7曲 ホ長調 Op.7-7 U62
ショパン3つのエコセーズ Op.72 ★3曲続けて弾くこと
ショパンワルツ 第14番 ホ短調(遺作) KK.IVa/15
リストノクターン「夢のなかで」 S.207 R.87
シューマン4つのピアノ曲 より 第1曲 「スケルツォ」 Op32-1
グリーグ抒情小曲 「ノクターン」 Op.54-4

▼本選=7分以内の自由曲。(予選・準本選と重複可)


*高校生の部
▼予選=ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン(第1番 Op.2-1~第27番 Op.90)のソナタの第1楽章または終楽章から1曲。

▼準本選=A群、B群から1曲ずつ選択した計2曲。演奏時間は合計7分以内。
A
J.S.バッハ平均律クラヴィーア曲集Ⅰ・Ⅱ巻より任意のフーガ

B(全て任意の1曲)
ショパンエチュード Op.10(3、6を除く)
ショパンエチュード Op.25(7を除く)
ショパン3つの新しいエチュード KK.IIb/3
リスト各種の練習曲(「すべての長・短調の練習のための48の練習曲 S.136(12の練習曲 Op.1)」は除く)
モシュコフスキー15の練習曲 Op.72
ドビュッシー12のエチュード
スクリャービン各種の練習曲
ラフマニノフエチュード Op.33、Op.39

▼本選=15分以内の自由曲。(予選・準本選と重複不可)

ヴァイオリン部門


*幼児(5・6歳児)の部
▼第1次予選・第2次予選=鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集第1巻の中からキラキラ星変奏曲、むきゅうどう、習作を除いた1曲
▼本選=鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集第1巻の中から「キラキラ星変奏曲」、「むきゅうどう」、「習作」を、第2巻〈全音楽譜出版社〉の中から「トマ:ガヴォット(ミニヨンより)」、「リュリー:ガヴォット」、「ベートーヴェン:メヌエット ト長調 WoO.10」、「ボッケリーニ :メヌエット Op.13-5 (Op.11-5)」を除いた曲。(第1次予選・第2次予選と重複不可)

*小学校低学年(1・2年生)の部
▼第1次予選=ブラームス:ワルツ Op.39-15

▼第2次予選=J.S.バッハ:ガヴォット ト短調

▼本選=ザイツ:協奏曲 第5番 ニ長調 Op.22 第1楽章

*小学校中学年(3・4年生)の部
▼第1次予選=ヘンデル:ソナタ 第3番 ヘ長調 Op.1-12 第2楽章

▼第2次予選=ラモー:ガヴォット

▼本選=J.S.バッハ:協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041 第1楽章

*小学校高学年(5・6年生)の部
▼第1次予選=ヴィヴァルディ:協奏曲 イ短調 Op.3-6 第3楽章

▼第2次予選=クライスラー:シチリアーノとリゴードン(フランソワ・フランクール風)

▼本選=モーツァルト:協奏曲 第4番 ニ長調 K.218 第1楽章(カデンツァなし)


*中学生の部
▼第1次予選=バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民族舞曲 より I、IV、V、VI

▼第2次予選=ローデ 24のカプリース より 任意の1曲

▼本選=以下から1曲
ヴィオッティ:協奏曲 第22番 イ短調 第1楽章
モーツァルト:協奏曲 第3番 ト長調 K.216 第1楽章
モーツァルト:協奏曲 第4番 ニ長調 K.218 第1楽章
モーツァルト:協奏曲 第5番 イ長調 K.219 第1楽章
パガニーニ:協奏曲 第1番 ニ長調 Op.6 第1楽章
メンデルスゾーン:協奏曲 ホ短調 Op.64 第1楽章 または、終楽章
ヴュータン:協奏曲 第4番 ニ短調 Op.31 第1楽章 または、終楽章
ヴュータン:協奏曲 第5番 イ短調 Op.37「 ル・グレトリー」第1楽章
ラロ:協奏曲 第2番 ニ短調 Op.21 「スペイン交響曲」 第1楽章 または、終楽章
ヴィエニャフスキ:協奏曲 第1番 嬰へ短調 Op.14 第1楽章
ヴィエニャフスキ:協奏曲 第2番 ニ短調 Op.22 第1楽章 または、終楽章
サン=サーンス:協奏曲 第3番 ロ短調 Op.61 第1楽章 または、終楽章
ブルッフ:協奏曲 第1番 ト短調 Op.26 第1楽章 または、終楽章
チャイコフスキー:協奏曲 ニ長調 Op.35 第1楽章または、終楽章
ドヴォルジャーク:協奏曲 イ短調 Op.53 第1楽章または、終楽章
グラズノフ:協奏曲 イ短調 Op.82 第1楽章または、終楽章
シベリウス協奏曲:ニ短調 Op.47 第1楽章 または、終楽章
プロコフィエフ協奏曲:第1番 ニ長調 Op.19 第1・2楽章 または、第2・終楽章
プロコフィエフ:協奏曲 第2番 ト短調 Op.63 第1楽章 または、終楽章


*高校生の部
▼第1次予選=モーツァルトロンド ハ長調 K.373

▼第2次予選=J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV 1002 より 「ブーレ」、「ドゥーブル」

▼本選=以下から1曲
モーツァルト:協奏曲 第3番 ト長調 K.216 第1楽章
モーツァルト:協奏曲 第4番 ニ長調 K.218 第1楽章
モーツァルト:協奏曲 第5番 イ長調 K.219 第1楽章
パガニーニ協奏曲:第1番 ニ長調 Op.6 第1楽章
メンデルスゾーン:協奏曲 ホ短調 Op.64 第1楽章 または、終楽章
ヴュータン:協奏曲 第4番 ニ短調 Op.31 第1楽章 または、終楽章
ヴュータン:協奏曲 第5番 イ短調 Op.37 「ル・グレトリー」第1楽章
ラロ:協奏曲 第2番 ニ短調 Op.21 「スペイン交響曲」 第1楽章 または、終楽章
ヴィエニャフスキ:協奏曲 第1番 嬰へ短調 Op.14 第1楽章
ヴィエニャフスキ:協奏曲 第2番 ニ短調 Op.22 第1楽章 または、終楽章
サン=サーンス:協奏曲 第3番 ロ短調 Op.61 第1楽章 または、終楽章
ブルッフ:協奏曲 第1番 ト短調 Op.26 第1楽章 または、終楽章
ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46 終楽章
チャイコフスキー:協奏曲 ニ長調 Op.35 第1楽章または、終楽章
ドヴォルジャーク:協奏曲 イ短調 Op.53 第1楽章または、終楽章
グラズノフ:協奏曲 イ短調 Op.82 第1楽章または、終楽章
シベリウス:協奏曲 ニ短調 Op.47 第1楽章 または、終楽章
プロコフィエフ:協奏曲 第1番 ニ長調 Op.19 第1・2楽章 または、第2・終楽章
プロコフィエフ:協奏曲 第2番 ト短調 Op.63 第1楽章 または、終楽章

一般の部


▼第1次予選=5分以上10分程度の自由曲。複数曲可。

▼第2次予選=5分以上10分程度の自由曲。複数曲可。(第1次予選と重複可)

▼本選=15分程度の自由曲。複数曲可(第1・2次予選と重複不可)

ピアノ部門(旧シニアピアノ部門)


※演奏開始から演奏終了までが演奏時間(曲間の時間も含む)。

▼第1次予選=4分以上11分以内の1曲または複数曲。異なる作曲家・可。

▼第2次予選=A群、B群、C群から1曲ずつ選択した計3曲を15分以内で演奏。
A群J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集Ⅰ・Ⅱ巻 より 任意のプレリュードとフーガ

B群 モーツァルト:任意のソナタの第1楽章(ただし、K.282、K.331を除く)

C群 ショパン:練習曲集(Op.10、Op.25)より任意の1曲
*暗譜でなくても可

▼本選=45分以上60分以内の1曲または複数曲。異なる作曲家・可。

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ご褒美”コンサート
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