平塚新庁舎工事が中断 再開めどなく完成遅れも|カナロコ|神奈川新聞ニュース

平塚新庁舎工事が中断 再開めどなく完成遅れも

ストップしている平塚市役所新庁舎の工事現場

 平塚市が進めている市役所新庁舎の2期工事をめぐり、土壌から基準値を超す鉛が検出された影響で3カ月以上にわたり工事を中断していることが、10日までに分かった。現時点で再開の見通しは立っておらず、2017年2月の完成予定が遅れる可能性が生じている。

 市によると、2期工事は、新庁舎の低層部分の一部と駐車場を建設する計画。施工業者の調査で土壌汚染が判明し、今年7月末に工事がストップした。汚染範囲の調査などを経て9月に汚染土約1300立方メートルの搬出を決めたものの、費用面で業者側との調整が続いており、市は「工事の終了予定がずれることも考えている」としている。

 また、汚染土の処理費は数千万円を要する見込みで、工期が延びた場合の負担増についても「検討している」状況という。約129億円としている新庁舎建設事業費は膨らむ公算が大きく、市は「影響を最小限にしたい。工期がずれないように、短縮策を探っている」と説明している。

 一方、基準値超の鉛が検出された問題に関しては、現場をブルーシートや鉄板で覆い飛散防止措置を講じていることを踏まえ、「工期への影響など対応が決まった段階で発表すべきと考えていた」としている。

 市庁舎建て替えは、高層部と低層部の一部(1期工事)が14年5月に完了。2期工事では、同9月から今年6月まで旧庁舎を解体していた。2期工事で建設する低層部分には、平塚税務署の移転が決まっている。

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