家具固定5割のみ 横浜市民、「地震不安9割」と落差

 横浜市は6日までに、市民を対象にした危機管理アンケートの調査結果をまとめた。90・2%が地震への不安を感じている一方で、家具を固定している人は53・9%にとどまり、意識と対策とのギャップが浮き彫りになった。市危機管理課の担当者は「市民の間に漠然とした不安はあるものの、行動を起こすまでの危機感には至っていないのではないか。さらなる啓発に努めたい」と話している。

 同課によると、大地震への不安は「多少感じている」が54・2%、「強く感じている」が36・0%で、大部分の人が不安に思っていることがあらためて分かった。

 その一方で、家具を固定しているかとの質問には「全部固定している」が7・5%、「一部を固定している」が46・4%で、合わせても53・9%にとどまった。「固定が必要な家具類がない」としたのは4・4%。固定しない理由としては、「必要性を感じない」23・7%、「手間がかかり、面倒」23・0%などが挙がった。

 食料や水の備蓄については「3日分」が26・7%と最多で、「準備していない」22・0%、「2日分」21・6%、「1日分」16・7%、「4日分以上」12・1%と続いた。市は1人最低3日分、水であれば9リットル以上の備蓄を呼び掛けている。

 備蓄しない理由には「保管場所がない」22・0%、「何を準備すべきかわからない」17・8%、「急いで準備する必要はない」12・4%などが挙げられた。

 また、旧耐震基準(1981年5月以前)の建物に住んでいて、耐震改修・補強を実施しているのは12・4%にとどまった。

 調査は6月から7月にかけて実施。住民基本台帳から無作為抽出した市内在住の15歳以上の男女約1万人を対象にし、3217人から有効回答があった。

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