飛べ!町工場ロボ “試作1号機”披露 「ガンダム」大河原さんデザイン提供

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2015/11/05 03:00 更新:2016/01/30 15:28
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 「ガンダム世代」の町工場経営者らが、夢だったロボット製作にビジネスとして挑戦する。デザインは「機動戦士ガンダム」などを手掛けたメカニックデザインの第一人者、大河原邦男さん。“試作1号機”は完成しており、今後はさまざまな分野の中小企業が結集して量産化を目指す計画だ。

 ガンダムはテレビ放送から今年で36年を迎えた不朽のロボットアニメ。木型モデル製作のミナロ(横浜市金沢区)の緑川賢司社長(48)も夢中になった一人だ。

 「中小企業ならではのスピード感と自由な発想を生かせば、幼いころからの夢だったロボットを作る日が来るかもしれない」

 緑川さんは同じ夢を抱く仲間とともに、中小企業を束ねる「全日本製造業活性化計画」(JMRP)を設立。町工場から「メード・イン・ジャパン」のロボットを世界に発信したいとの熱意にほだされた大河原さんが、書き下ろしのデザインを無償で提供した。

 試作機は高さ2メートル、重さ140キロ。ミナロが扱うケミカルウッド(合成木材)に微細な加工技術を施しており、洗練されたデザインが鮮やかに表現されている。6日には東京・両国国技館で開かれるビジネスフェアの一角で披露し、名前を公募する。

 試作機の完成で、第一歩を記したロボット製作。今後は、計画に参加する町工場から得意技術を集約し、さまざまな機能を持つモデルの量産化を目指すほか、デザインを生かしたファッションなど幅広いビジネス展開を図っていくという。

 JMRPは、大河原さんがデザインを監修した高級スポーツカー「スーパーカー」を製作する計画も掲げる。緑川さんは「中小企業の力を結集し、日本を代表するものを作りたい。町工場がより発展する起爆剤にしたい」と意気込む。

 JMRPのホームページは、http://www.minaro.com/robo.html

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