ウナギ放流、命に感謝 大岡川で「供養祭」 横濱八十八|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ウナギ放流、命に感謝 大岡川で「供養祭」 横濱八十八

食材への感謝の気持ちを込めて、生きたウナギを川に放した供養祭=横浜市中区の大岡川

 横浜のうなぎの名店「横濱八十八(やそはち)」(横浜市中区)による「うなぎ供養祭」が22日行われた。日ごろ食材として使っているウナギに感謝の気持ちを込めて、同区内を流れる大岡川に生きたウナギを放った。

 八十八は1910年に伊勢佐木町付近に開業。関内に本店を移し、2000年ごろ一時閉店したが、13年に創業者の孫娘・荒井テイコさんが営業を再開した後は、先代にならって毎年ウナギ供養を続けている。

 供養祭には同店関係者約30人が参加し、寺での法要や初代の墓参りを済ませた後、国産ウナギ約20匹を大岡川に放った。

 昨年、国際自然保護連合からニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことから、同店でも仕入れが難しくなってきているといい、荒井さんは「放流したウナギから新しい命が生まれ、稚魚がたくさん育ってくれれば」と願いを込めていた。

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