暗渠に金魚すくすく 秦野市役所で15センチ大が2匹|カナロコ|神奈川新聞ニュース

暗渠に金魚すくすく 秦野市役所で15センチ大が2匹

金網の下で元気に泳ぐ2匹の金魚

 秦野市役所正門の下を流れる暗渠(あんきょ)に、体長15センチほどの金魚2匹がすみついている。6年ほど前は2、3センチの大きさだったが、秦野名産のきれいな水と豊富な藻のおかげで、大きく成長。外敵やホースを使った暗渠の掃除などもくぐり抜け、たくましく生きている。

 市によると、暗渠は歩道の横を流れるせせらぎの一部。金魚は歩道が現在の形になった2009年、イベントの翌日に突如100匹近く出現した。イベントで金魚すくいがあり、逃げ出したか、捨てられたかしたとみられる。その日のうちに近所の小学生が大半を取り尽くしたというが、この2匹は暗渠に隠れることで免れた。

 暗渠には目の大きさが約1・5センチほどの金網があり、当初は網を出入りし、せせらぎを泳ぐこともあったというが、成長とともに、暗渠から出られなくなった。ただ、金網の存在が猫や鳥、人間といった外敵から金魚を守っている。市民から「なぜ、ここにいるの」と問い合わせが寄せられることもあるという。

 市は1度、金魚を捕獲しようとしたが、暗渠に逃げ込まれ断念した。市道路整備課は「あんなに小さかった金魚が今では15センチぐらいある。愛着もあるので、このまま見守りたい」と話している。

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