川崎3人転落死「明らかに異常」 16日、市が監査

 川崎市幸区の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で入居者3人が相次いで転落死した問題に絡み、福田紀彦市長は15日の会見で、「明らかに異常だと思う」との認識を示した。市は16日に同施設を監査する予定で、「法に基づく指導や処分が出てくるかもしれないが、それに対してもしっかり行いたい」と述べた。

 同施設では昨秋から今夏にかけ、3件の転落死をはじめ入浴中の死亡事案、職員による虐待や窃盗事件の計6件が相次いで発覚。福田市長は「事態を重く受け止めている」とし、16日の監査では管理・運営体制などについて詳細にわたり確認する意向を示した。

 一方、転落死をめぐっては、施設側に事故報告書の提出漏れがあったとし、市健康福祉局の担当者が3件目を把握するのが遅れていた。福田市長は「事故と処理されている中で、さらに事件を疑うのは相当難しい」とした上で、「結果論だが、2件続いた時点で何かあるとみるべきだった。気付けていれば(3件目を防げる)可能性はあった」とも述べた。

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