横須賀市長「地位協定改定求めず」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

横須賀市長「地位協定改定求めず」

 在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)で起きた倉庫爆発事故を受けて、米海軍基地のある横須賀市の吉田雄人市長は9日の定例会見で、「あらためて日米地位協定の改定をリクエストするつもりはない」と話した。事故時の立ち入りは、管理権を持つ米軍側の許可を必要とする従来通りの運用に理解を示した。

 爆発事故では在日米陸軍は相模原市消防も原因究明の調査に加わることを認めたが、黒岩祐治知事は先月26日の会見で「米側が基地の管理権を持つと規定され、事故時の立ち入りは米側の裁量となっている」と問題視。「消防と警察が責任を持って活動できるよう根本を正さなければいけない」と、地位協定の見直しの必要性を強調した。

 吉田市長は「そういう議論があるのは承知しているが、現段階で市に大きな問題があるわけではなく、要請するつもりはない」と主張。協定の根本的な見直しに関しては「横須賀発で改定しようという声掛けをするつもりはない」と否定した。

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