逗子マリーナ高層ホテル構想 「情報公開を」陳情了承

 逗子マリーナ(逗子市小坪5丁目)内での高層ホテル建設などを盛り込んだリビエラグループの構想をめぐり、情報公開や市民意見の反映を求めた計2436人の陳情が9日、逗子市議会定例会の総務常任委員会で全会一致で了承された。市議からは「市民の不安を払拭(ふっしょく)するため、積極的な発信を」といった意見が相次いだ。

 構想は同社が、2020年東京五輪セーリング競技の江の島開催時の宿泊施設と想定したもの。小坪漁港の整備などと合わせて、小学校区ごとに市域を束ねる「住民自治協議会」の小坪区協議会とともに検討したとしている。

 陳情は、「自然環境の変化や景観の悪化を危惧」するとともに、構想が「いまだ不明確」と指摘。市に対し(1)開発計画に関する情報を市民に公開する(2)市民の意見を市の判断に反映させる-ことを求めた。

 常任委の委員らは「大開発になる可能性がある」「リビエラからも市からも説明を得られず、市民は不安に感じている」などと市の見解をただした。

 市は、同社から正式な届け出を受けておらず、一民間企業の構想でしかないことから「現時点では市として説明できる段階にない」と答弁。今後、地区計画制度を活用するなど具体に進む場合には「積極的な情報公開を指導していきたい」とした。

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