安保法案反対を声明 「学生たちに連帯」神大教職員有志

 神奈川大(横浜市神奈川区)の教職員有志が6日、国会で審議されている安全保障関連法案の廃案を求める声明を発表した。学部の枠を超えた9人が呼び掛け人となり、すでに78人の教職員が賛同者に名を連ねている。2週間ほど前、経営学部の学生2人が湘南ひらつかキャンパスにある理学部教授の木村敬さん(45)の研究室を訪れ、「安保法案に反対するアクションを学内でも起こせないか」と相談したのがきっかけだったという。

 「政治に無関心と言われてきた若者がこの法案に対し声を上げている。その熱意に教員も応えなければならない」と木村さん。声明にも〈自分たちの未来のために異議を申立て、立ち上がった学生たちに、こころから連帯する〉との一節が盛り込まれている。

 〈私たちは反対する〉の一言から始まる声明は、専守防衛の放棄やおろそかにされている外交努力、自衛隊員のリスク増を直視しない政府の不誠実な態度、反対世論を冷笑する傲慢(ごうまん)さ-といった具体的な項目を上げ、法案の問題点を突いている。

 木村さんは「武力行使は殺し合い。それを行う国を『普通の国』と表現することに強い違和感を覚える」。日本は「戦争をしない国」としての信頼を維持するべきだと訴えている。有志は10日午後4時から、横浜キャンパスで安保法案に関する学習会を開く。一般市民も参加できる。

 声明はインターネットで公開中。URLはhttp://ruseel.world.coocan.jp/KUappeal.htm

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