模擬裁判で準優勝 法政女子高、関東大会で弁論競う

模擬裁判選手権で準優勝に輝いた法政女子高の生徒たち=東京・霞が関

 架空の刑事裁判をめぐり、実際の法廷で弁論技術を競う「第9回高校生模擬裁判選手権」の関東大会が1日、東京地裁などで開かれた。県内からは予選を突破した法政女子(横浜市鶴見区)と県立横浜国際(同市南区)の2校が初出場し、法政女子が準優勝に輝いた。

 大会には5都県から8校が出場。母親が生後7カ月の長女を窒息死させたとする架空の殺人事件を扱った。出場校は2試合の中で、犯罪の立証を目指す検察官役と無罪を主張する弁護士役を担当。証拠内容を検討しながら、検察官役では「被告の行動は母親として不自然」、弁護士役では「目撃証言は殺害行為を証明していない」などと述べ、主張を競わせた。

 大会は昨年まで県内校が8連覇を達成。現役の裁判官や検事らによる審査の結果、優勝は県立浜松北(静岡県)に譲ったが、初出場ながら法政女子が準優勝となった。代表の白土友梨香さん(17)は「自分たちの主張をどう分かりやすく伝えるかを学ぶことができた」。横浜国際の川崎恵さん(18)も「違う立場の意見も聞くことで発見があるのが楽しかった」と振り返った。

 大会は日弁連が主催。横浜弁護士会も助言役として弁護士を派遣するなど参加校を支援した。村松剛弁護士は、「物事を多角的に見たり、主張を組み立てたりする経験を通して、高校生には社会の課題を解決する力を身につけてほしい」と話した。

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