ドラえもんのような夢の技術を 川崎でナノ医療拠点が開所式

開所を祝い、テープカットをする関係者ら=川崎市川崎区殿町のナノ医療イノベーションセンター

 ライフサイエンス分野の研究開発拠点が集積する川崎市川崎区殿町3丁目地区(キングスカイフロント)で、中核研究施設として4月に運営を始めた「ナノ医療イノベーションセンター」(iCONM)のオープニングセレモニーが13日、同センターなどで行われた。黒岩祐治知事や松原忠義・東京都大田区長をはじめ、地元の企業経営者ら約200人が参加し、開所を祝った。

 冒頭、同市の福田紀彦市長が「2020年の東京五輪に向けて羽田連絡道路の整備も決まり、世界中から人、物、金、そして重要な頭脳が入ってくる拠点となるよう、皆さまの協力を得ながら進めていきたい」とあいさつ。同センターの片岡一則センター長は「川崎と縁の深いドラえもんのポケットのように、夢をかなえる医療技術を次々と発信したい」と述べた。

 同センターは延べ床面積9444平方メートルの地上4階建てで、微細物の組み立てや評価を行う「クリーンルーム」や培養実験などを行う「生化学実験室」といった最先端の設備を備える。中心プロジェクトは、20を超す大学や企業、団体などが共同でナノテクノロジー(超微細技術)を活用する「COINS(コインズ)」。がんなど難治性疾患の診断や治療に向けて医薬品や治療機器などナノ医療技術を研究・開発し、「体内病院」の構築を実現させる計画。

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