本牧ジャズ祭が今年の開催を見送り、協賛金や補助金減/横浜|カナロコ|神奈川新聞ニュース

本牧ジャズ祭が今年の開催を見送り、協賛金や補助金減/横浜

野外で音楽を楽しむ夏の恒例イベント「YOKOHAMA本牧ジャズ祭」が今年の開催を見送ることになった。実行委員会が4日までに決めた。本来なら今年で30回の節目を迎えるはずだった市民イベント。不況で協賛金や補助金が集まらず、資金不足に陥っていた。実行委は「2年に1度のイベントとして来年の開催を目指したい」としている。

実行委によると、事業費は約800万円。入場料以外の主な収入源となる企業協賛は年々困難な状態に。横浜市の補助金も減額されたことから、今年の開催を断念することにした。

本牧ジャズ祭は「横浜発の音楽文化を」を合言葉に1981年に始まった横浜で最も歴史があるジャズイベント。横浜市中区の本牧市民公園に設けた特設会場で8月の最終日曜日に開催。毎年5グループ前後が出演していた。

横浜ゆかりの著名人が実行委員長に就任することでも知られ、音楽評論家の故・平岡正明さんや俳優の藤竜也さん、林海象監督、作家荻野アンナさんらが担ってきた。

ボランティアの市民が運営。根強いファンに支えられてきたが、ピーク時には4千人に達した来場者数もここ数年は約2千人と低迷していたという。会場でジャズに合わせてアートパフォーマンスを披露してきた横浜在住の画家ロコサトシさんは「30回目となる記念の年だった。残念というより悔しい」と語った。

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