1. 社会

      MMで水辺の救助講習会 カヤックやSUP急増で 8日に横浜

       多種多様な船が行き交うようになった横浜・みなとみらい21(MM21)地区の水辺の安全性を高めようと、利用者が救助などを実践する「横浜河川水域利用者安全講習会」が8日、MM21地区の水辺で行われる。  MM21地区の水域では、屋形船やプレジャーボート、水上バイクに加え10年ほど前からカヤックの利用者が増え始め、ここ数年は大型のサーフボードに立って乗るスタンドアップパドルボード(SUP)が急増してきた。都会の水辺らしい穏やかな景観が観光客らの目を楽しませている一方、新しい利用者の増加によって水難事故の発生を危ぶむ声も上がっている。  安全講習会を企画した関東小型船安全協会横浜支部は「さまざまな利用者が増えたことは好ましい。ただ、カヤックやSUPは免許制度がなく安全面で配慮がいる」とし、互いの動作の特長を把握し、救助の方法を学んでおく必要があると指摘する。  カヤックやSUPを楽しんでいる地元サークル「水辺荘」の代表は「文化が異なる利用者のため互いの顔が分からないところもある。今回をきっかけに情報交換しながら交流を深めていきたい」と話す。  当日はMM21地区の水域で屋形船を使い、カヤックやSUP数艇が周辺を漕(こ)ぎ、目の届かない死角を確認し、落艇した人を救い上げる訓練を行う。

    2. 経済

      離職女性の再就職支援 横浜に「応援デスク」オープン

       出産・育児、引っ越しなどさまざまな理由で離職した女性の再就職を後押ししようと、横浜市青葉区の男女共同参画センター横浜北で無料の相談窓口「女性としごと応援デスク」が今月オープンした。市男女共同参画推進協会の運営。  女性の就労支援の一環で市の委託事業。キャリアコンサルタントら就労関係の資格を持つ外部の女性相談員が同性の悩みを共有しながらアドバイスする。  再就職をじっくり考えたい人には要予約のキャリア・カウンセリングを実施。40分かけ、相談者のこれまでのキャリアや特性などを整理し、現在の状況に適した就職先をともに考える。  働き方の希望が固まっている人には予約不要のカウンセリングもあり、就職活動の方法を助言。求人票の見方やインターネットの求職サイトの活用法、面接の挑み方などを紹介する。  担当者は「就労意欲があってもきっかけや情報がないという女性に寄り添って背中を後押ししたい」と多くの利用を呼び掛ける。  午前9時半~午後4時半。要予約のカウンセリングは原則木曜と日曜、予約不要のほうは火、木、日曜。第5週は休み。問い合わせは、同センター電話045(910)5700。

    3. 医療・介護

      横浜マラソン 「闘病中の子ども応援を」 センター医師が呼びかけ

       15日に行われる「横浜マラソン2015」で病気と闘う子どもたちを応援してもらおうと、県立こども医療センター(横浜市南区六ツ川)の医師らがプロジェクトを立ち上げた。大会当日に同じTシャツを着て走るという企画。大会を間近に控え、趣旨に賛同するランナーが増えている。  発起人は、東京マラソンなどに出場経験のある泌尿器科医の山崎雄一郎さん(56)。海外の市民マラソンでは病気の子どもへの支援が充実していることを受け、昨年11月に病院内でプロジェクト「Run for Kids」を発足。1月にオリジナルTシャツを自ら制作し、Facebookなどで活動を報告してきた。  これまでにランナー約50人がTシャツを購入。横浜マラソン当日は病院スタッフもTシャツを着て沿道から声援を送る。  山崎さんは「マラソンで苦しくなったときは、横浜で病気と闘っている子どもたちの存在を思い出して走ってほしい」と話している。  Tシャツはまだ若干数を販売している。一枚1500円(税込み)。

    4. 社会

      川崎・多摩川中1殺害:場当たり的犯行か 17歳2人に親交なし

       川崎市川崎区の多摩川河川敷で市立中学1年の男子生徒(13)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された少年3人のうちリーダー格の少年(18)が「ほか2人が顔を合わせたのは事件当日が2回目だった」と供述していることが6日、川崎署捜査本部への取材で分かった。「2人を巻き込んでしまった」とも話しているといい、捜査本部は18歳の少年が主導した場当たり的な犯行とみて調べている。  捜査本部によると、ほかに逮捕された自称無職の少年(17)と自称職人の少年(17)は昨年6月ごろ、18歳の少年が引き合わせて知り合った。2人に親交はなく、対面は事件前夜の2月19日が2回目だったという。職人の少年は無職の少年について「顔を見かけるくらいだった」と供述している。  18歳の少年と無職の少年は1学年違いで別の中学出身。18歳の少年は捜査本部の調べに対し、「行きつけのゲームセンターの遊び仲間を通じて仲良くなった」と説明している。無職の少年と男子生徒は親密な関係で、ともに18歳の少年を含めた8人組グループの一員だった。アニメやゲームが共通の趣味だったという。  一方、18歳の少年と職人の少年は同じ市立中学出身で、定時制高校に通っていた同級生。それぞれ「相談できる友人」「あだ名で呼び合う仲」と捜査本部に説明している。18歳の少年にとって2人は別々の交友関係にあり、職人の少年の誘いを優先していたという。捜査本部によると、職人の少年と男子生徒は交流がなく、18歳の少年を介して数回会った程度の間柄だった。  捜査本部は同日午後、18歳の少年を遺体が見つかった現場に立ち会わせ、実況見分した。3人の供述を突き合わせ、裏付けを進めている。 ◆9日から市教委「SOSダイヤル」開設  男子生徒(13)が刺殺された事件を受け、川崎市教育委委員会は9日から、子どもたちの緊急相談を受け付ける「SOSダイヤル」を開設する。市内の児童・生徒や保護者らが対象で、受付時間は平日の午前9時半~午後5時。  市教委指導課によると、学校内外を問わず、本人をはじめ友人や知人に、いじめを受けていたり、暴力でけがをしているといった、命や財産に重大な被害を及ぼすケースやその可能性がある情報を寄せてもらう。  教職員OBらが相談を受け、市教委の指導主事や区教育担当が学校に事実確認するなど迅速に対応する。必要に応じて警察や児童相談所など関係機関とも連携を図るとしている。  SOSダイヤルは、電話044(200)3288。 ◆再発防止を 文科副大臣、市長らに要請  川崎市立中学1年の男子生徒が殺害された事件を受け、丹羽秀樹文部科学副大臣が6日、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長や渡邊直美教育長らに、正確な事実確認や外部有識者を交えた検証など3点を要請した。面談後、丹羽副大臣は「子どもたちの生命を大人としてどう守ることができるかが肝要だ」と強調した。  丹羽副大臣は「将来のある若い子どもが被害者になり、文科省としても重く受け止めている。男子生徒が浮かばれる対応を取らないといけない」と述べた。その上で、市に対し(1)正確な事実確認の把握(2)学校や市教委の対応について外部有識者を交えた検証(3)再発防止へ、市と市教委の一体的な検討と警察や児童相談所など関係機関との十分な連携-の3点を要請した。  これに対し福田市長は「現在取り組んでいると伝えた。課題は共有している。なぜSOSを受け止められなかったのか、検証が第一歩だ」と述べた。  丹羽副大臣は面談に先立ち、遺体発見現場の多摩川河川敷に足を運び、献花した。

    5. 裁判

      情報漏えいの元日産社員 罰金50万円の略式命令

       日産自動車(本社・横浜市)の販促情報を不正に持ち出したとして、横浜区検は6日、不正競争防止法違反(営業秘密領得)の罪で、元日産社員の男性(52)=茅ケ崎市=を略式起訴した。横浜簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出した。  起訴状によると、男性は2013年12月から14年2月までの間、日産本社グローバルモーターショー部執務室で、同社のサーバーコンピューターにアクセス。不正の利益を得る目的でモーターショーに関わるファイルデータなど8件を私用のハードディスクにコピーして持ち出した、とされる。  地検によると、男性は起訴内容を認めている。持ち出したデータの第三者への提供は確認されていない。  日産では、人気新型車の販売情報を不正取得して転職先のメーカーに持ち込んだとして、別の元社員の男(37)が昨年10月、同法違反罪で在宅起訴されている。地検は今回、悪質性などを考慮して略式起訴が相当と判断したとみられる。

    6. 裁判

      横須賀・夫婦殺害:殺人罪で次男起訴

       横須賀市津久井の住宅で昨年10月、60代の夫婦が殺害された事件で、横浜地検は6日、同居の次男で無職の男(36)を殺人の罪で起訴した。地検は認否を明らかにしていない。  県警によると、自宅から押収されたパイプ状の吸引器具を鑑定した結果、燃えかすや付着物から薬事法(現・医薬品医療機器法)で規制されている3種類の危険ドラッグの成分のほか、麻薬取締法で規制された1種類の薬物成分が検出された。  捜査関係者によると、同容疑者は「危険ドラッグを吸った」と供述。逮捕後の検査でも危険ドラッグの成分が検出されたという。  地検は昨年11月から今月2日まで鑑定留置。精神鑑定の結果を踏まえ、同被告の刑事責任を問えると判断した。  危険ドラッグが犯行に与えた影響について、地検は「公判で明らかにする」と説明。薬事法での立件についても、検討しているという。  起訴状によると、同被告は昨年10月15日ごろ、自宅で父親=当時(60)=と母親=同(61)=の首や腹などを包丁で刺すなどして殺害した、とされる。

    7. 子育て・教育

      全日制2次募集 競争率1・99倍に

       県教育委員会は6日、公立高校入学者選抜の共通選抜2次募集と定通分割選抜の、志願変更締め切り後の志願者数をそれぞれ発表した。  共通選抜2次募集では全日制で4日現在の志願者215人のうち、9人が志願変更、5人が志願を取り消した。全体で志願者は6人減の209人、競争率は1・99倍になった。定時制では志願変更が2人、取り消しが4人あり、志願者数は81人、競争率は1・17倍。  定通分割選抜では定時制に志願変更1人と取り消し2人があり、志願者は454人、競争率は0・40倍(前年度は0・64倍)。通信制は変更、取り消しともなかった。募集人員に満たなかったのは定時制が20校680人、通信制が2校1009人。

    8. 大学スポーツ

      室内練習場が完成 鶴見大・獅子ケ谷G

       神奈川大学野球リーグ1部に所属する鶴見大の獅子ケ谷グラウンド(横浜市鶴見区獅子ケ谷1丁目)に室内練習場が完成し、6日に竣工(しゅんこう)式が行われた。床面積は同リーグのチームでは最大の約960平方メートル。主将の田子は「雨の日はミーティングしかできなかったが大きく変わる。春はリーグ優勝を目指す」と昨秋6位からの飛躍を誓った。  大学を運営する学校法人総持学園の創立90周年記念事業の一環で、総工費は約1億5千万円。縦29メートル、横33メートルの室内練習場では同時に5カ所で投球、打撃練習ができる。両端には塁間と同距離の走路を整備した。  式には同学園や地域の関係者、野球部員ら約150人が出席。同学園の乙川暎元理事長(66)は「当面の課題はリーグ制覇。必ずや期待に応えてくれると思う」と力を込め、竹内康治監督(50)は「念願の練習場で精進し、期待に応えられるよう頑張ります」と話していた。

    9. ベルマーレ

      本拠地で浦和戦 指揮官「強み見せる」

       湘南は開幕戦の舞台、ホームのShonanBMWスタジアム平塚を非公開のカーテンで覆い、約2時間半、セットプレーの確認などを入念に行った。「あとは試合で自分たちの強みを見せるだけ」。チョウ貴裁監督は眼光鋭く、短い言葉に並々ならぬ決意を込めた。  スタメンは不透明な部分があるが、「ジャイアントキリング」(番狂わせ)を演じきれる顔ぶれはそろう。3バックの一角のDF遠藤、不動のボランチの永木を中心に果敢なプレスでボールを奪い、素早い攻守の切り替えから敵陣を切り裂くスタイルは変わらない。  2季ぶりに帰ってきた高山、育ってきた浦和との対戦となる山田の新戦力2人は、それぞれ2列目のシャドーストライカーと右サイドハーフで起用か。いずれにせよ、湘南のサッカーは新顔に浸透してきている。  湘南は2013年9月28日に浦和と本拠地で対戦し、一時は2-1でリードした。終了間際に失点してドローに終わっているが、試合後にチョウ監督が「ベストゲーム」とたたえるなど悪いイメージは全くない。  当時と同じく、両チームともに「3-4-3」のシステムを敷く。湘南は引かず、がっぷり四つの戦いを望んでいるが、指揮官は「2年前は1を伝えたら(選手は)2まで理解できたが、3、4が分からなかった。今は理解が深まり、戦術を修正する場面も減った」と上積みを強調する。  キャプテンの言葉にも成長がにじむ。「90分間、いけいけで勝てるほど甘い相手じゃない。試合には相手の時間帯とこちらの時間帯がある」。永木は冷静に言い、「必ずチャンスは来る。体力に自信はあるので」とにやりとした。  入場券は早々に完売。期待を背に感じる指揮官は力を込めた。「開幕戦だけで終わりじゃない。次につながる、濃い試合にしていく」

    10. 高校スポーツ

      「大人に成長させる」李監督が始動 桐蔭学園高サッカー部

       JリーグのV川崎(現J2東京V)の総監督を務め、18年ぶりに桐蔭学園高サッカー部の指導者として復帰した李国秀監督(57)が6日、横浜市青葉区の同校サッカー場で始動した。李監督は「自分の頭で考えるのが大人のサッカー。高校生たちを大人に成長させるのが自分の仕事」と意気込んだ。  練習前には全部員約120人を前にミーティング。約1時間半の練習ではドリブルやシュートなどの基本を確認し、ミニゲームも実施した。同高でプロ選手を多く輩出し、V川崎時代には元日本代表DFの中沢(J1横浜M)を育てた李監督は「中沢だって最初は全く技術が備わっていなかった。ここから一つ一つ考えながら、自分のものにしてほしい」とげきを飛ばした。  指導を受けた2年生のDF島津は「今までのサッカーを一度クリアにし、基礎を一からやり直して細かいところを突き詰めていく。神奈川を勝ち抜いて全国大会に出場したい」と目を輝かした。

    11. フロンターレ

      3バックで攻撃重厚

       開幕直前の麻生グラウンド。笑顔を交えたボール回しから、セットプレーの確認に入ると、チームの空気は一変した。闘争心をむき出しにし、川崎イレブンは球際で激しい攻防を繰り広げた。  「チームの雰囲気、状態を見ていて楽しみしかない。これだけ自信を持って迎えられる開幕も少ない」。副主将のGK西部の表情に、確かな手応えが見て取れる。  風間監督は「3-4-3」のシステムを選択するとみられる。3バックを敷き、左右の両サイドに張る車屋、エウシーニョのウイングバックで敵陣深く切り込み、3トップの大久保、小林、レナトの強力な攻撃陣にさらに厚みを持たせることを考えている。  横浜Mには昨季、0-3、0-2と完敗。2戦いずれも無得点に封じられたのは1チームしかなかった。攻撃陣に負傷者の出ている相手は守りをさらに固めそうな気配だけに、その鍵をこじ開けられるか。  「Jリーグで一番細かくDFラインが統率されている」。FW小林は日本を代表するDFを擁する好敵手に警戒を怠らないが、「駆け引きは難しいけど、どうかいくぐるかが楽しみでもある」と闘争心をかき立てる。もちろんエース大久保もハートを燃やす。「勝てば絶対に勢いに乗れる。最高の条件が整っている」  2シーズン制になる今季。スタートダッシュは不可欠だ。小林は「優勝できるメンバーが集まった。あとは自分たち次第。どんなに泥くさくてもいいから結果だけを求めてやりたい」と力強く語り、大久保は「得点王よりも、みんなで喜びたい。どうしてもタイトルが欲しい」と意気込んだ。望みは一つだ。

    12. マリノス

      堅守速攻で意思統一

       指揮官の情熱的な声が響く中、横浜Mは緊張感をみなぎらせながら約1時間、ミニゲームなどで最終調整した。「ポジティブな気持ちだ。いい準備ができた」。初陣となるモンバエルツ監督はすっきりした表情で語り、自信を示した。  左足首を手術し、リハビリ中のMF中村という支柱を欠き、FWラフィーニャも右足首の靱帯(じんたい)損傷で今月中は離脱が濃厚だ。  攻撃の核2人を欠く序盤戦。フランス人監督はここまで縦への素早い仕掛けを落とし込んできたが、ここ2週間、前線の選手起用は流動的にならざるを得なかった。「攻撃面の準備は、全てはできていません」。新監督は苦しいチーム事情を隠さず吐露する。  ただ、何も悲観的に捉えなくていい。むしろ名門は堅守からの速攻に意思統一できる。本来はサイドバックの奈良輪を川崎のレナト対策として右MFに置くとみられ、ただでさえ堅いゴールにさらに鍵をかける構えだ。  MF中町は「現実的に試合に勝つために、何ができるかが強いチーム」と割り切っている。昨季リーグ最少の29失点の守備陣で耐え、トップ下の重責を担う藤本、最前線で待ち構える斎藤の一発に懸けていく。  DF中沢は「神奈川ダービーですし、Jリーグを盛り上げるために組まれた試合。頑張って止めます」と語り、ピッチ外で見守る中村も「心配ないでしょ。大丈夫」と期待している。  当日は4万人の観衆が詰め掛けることが予想されるダービー。「正直わくわくしている。楽しんでやれれば結果も付いてくる」。プロ入り後、初めてワントップでの出場が濃厚な斎藤は不敵に笑った。

    13. サッカー

      きょうJ1開幕 神奈川ダービー誇りかけ激突

       11年ぶりに2ステージ制を取り入れる明治安田J1は7日に開幕。神奈川の3クラブは横浜Mと川崎が「神奈川ダービーマッチ」(午後3時・日産スタジアム)でぶつかり、昇格した湘南は昨季リーグ2位の浦和を本拠地ShonanBMWスタジアム平塚(午後7時)で迎え撃つ。  開幕を直前に控えた6日、横浜M、川崎は入念に最終調整。湘南は練習を非公開にして開幕戦に備えた。7日は第1ステージの8試合が行われ、清水-鹿島は8日に実施される。  今季は注目度を高めることを目指して大会方式を変更し「大きな変革にチャレンジする年」(村井チェアマン)と位置付けるシーズン。第1ステージは6月27日までで、第2ステージは7月11日から11月22日の日程で行われる。年間勝ち点の上位3チーム、各ステージ優勝チームが出場資格を得るチャンピオンシップで年間優勝を決める。 ◇横浜M-川崎の過去5年間のリーグ戦結果   開催日     スコア    会 場 2010年3・20 横浜M4-0川 崎 日産ス       9・11 横浜M3-1川 崎 等々力    11年7・3 横浜M2-1川 崎 日産ス      11・26 川 崎3-0横浜M 等々力    12年6・23 川 崎0-0横浜M 等々力       8・18 横浜M2-2川 崎 日産ス   13年4・13 横浜M2-1川 崎 日産ス       12・7 川 崎1-0横浜M 等々力   14年5・18 横浜M3-0川 崎 等々力       8・23 横浜M2-0川 崎 ニッパ ※通算対戦成績は、横浜Mが10勝4分け8敗とややリード。ヤマザキナビスコ・カップは4勝1分け4敗の五分となっている

    1. 自然・レジャー

      神奈川最長の桜並木、愛称「はだの桜みち」に決まる

       秦野市内を走る県道62号の西大竹交差点から県道706号新橋交差点まで続く、県内で最も長い桜並木の愛称がこのほど、「はだの桜みち」に決まった。昨年9月から市民らを対象に名称を募集していた。  この桜並木は約6.2キロにわたり、約750本が植えられている。市によると、県内では他に5キロ以上の桜並木はないといい、県内一の長さを誇る。  市はPRのために愛称を募集。149件の応募の中から、同市戸川の男性会社員(43)の「はだの桜みち」に決まった。地元自治会や商工会議所などからなる選定委員は「覚えやすく親しみが持てる」「視覚的にも分かりやすい」などと評価した。  市は今後、沿道に愛称名を記した看板を10カ所、並木道の地図などを記した開設看板を2カ所設置して観光名所としてPRしていく。男性は「市民に永遠に愛される『みち』になってほしい」と話した。

    2. 政治・行政

      波紋 安保法制<5>論争 役割の拡大 どこまで

       「『日米は価値観を共有している』との意識が伝わってきた」  2月18日夕、来日中の米下院議員と日本の国会議員たちが参加して都内で開かれた交流会。米国側から「自分の家族は在日米軍にいた」と明かされた公明党の上田勇政調会長代理(衆院6区)が振り返る。  米政府や知日派の間で、安倍政権の安全保障政策に対する評価は高い。元米国務省日本部長のケビン・メア氏は「今後は日米部隊の統合とネットワーク化が重要。米側から日本に期待できることを明確にし、柔軟性も備えたものにすべきだ」と、安保法制整備に期待を寄せる。  ただ、これまでの安全保障論議は「昨年の閣議決定前には集団的自衛権に引っ張られてしまった」と上田氏。自民、公明が毎週金曜に続ける与党協議は、今になって「従来の憲法解釈の範囲内でやりたいことの“カタログ”を出している段階」(上田氏)に入った形だ。  □ ■   米軍への後方支援を盛り込んだ周辺事態法のあり方も論点の一つだ。自治体に対しても港湾や医療機関の活用などで国が協力を求められると定めたため、1999年の制定時は在日米軍基地の周辺に波紋が広がり、「公営施設はあくまで市民優先」(県内自治体幹部)との声も上がった。  「日本有事にさせないための法律だったから、市民生活への影響を避けるよう気を使った」。防衛官僚OBが振り返る。  政府は今回、同法を抜本的に改正し、「周辺」の概念を新たな表現に変える方針だ。サイバー領域やミサイルなどの脅威では、世界のあらゆる地で起きる事態が日本の安全を左右しかねないとの認識からだ。  「周辺」の定義をめぐり、政府は「地理的概念ではない」との見解を示す。ただ、法案審議時には「そのまま放置すればわが国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態など」との言葉を加えて定義を修正した経緯がある。自自連立政権の与党でもあった旧自由党の主張を入れたものだった。  □ ■   当時、同党幹事長だった藤井裕久元財務相は、地理的制約に与党内で事実上の合意があったと証言する。  「周辺事態を個別的自衛権に関連づけるための修正だった。それをなくせば、どこにでも自衛隊が行けるようになる」  政府の目指す新たな役割は幅広い。川上高司拓殖大教授(安全保障)は、「もし運用段階に入ってから想定を超える状況が出てきたとしても、現実には追認せざるを得なくなる」と、緻密な議論を欠いたまま自衛隊の役割が広がることの危険性に警鐘を鳴らす。  「こそこそやっているつもりはない」  5日の衆院予算委員会。中谷元防衛相は、与党協議をめぐる民主党の神山洋介氏(比例南関東)からの指摘に反論し、強調した。「分かりやすい議論で国民の理解を得たい」  =おわり

    3. ショッピング

      日本橋が桜色に染まる

       東京・日本橋で桜をモチーフにした電飾やライトアップが楽しめる「日本橋 桜フェスティバル」が6日から始まった。4月12日まで。  商業施設「コレド室町」の1と2の間にある「仲通り」には「花見舞台」が登場した。桜の木を模した装飾と、約2万個の桜色の発光ダイオード(LED)で桜が満開の様子を表現。あんどんやちょうちんも桜をモチーフにした模様に装いを変えた。  日本橋三越本店など、周辺の施設も桜色にライトアップ。国指定重要文化財の三井本館には桜の花びらをモチーフにした模様が映し出され、道行く人が足を止めて写真を撮っている。  食を芸術に高めた北大路魯山人の世界をテーマに、日本橋三井ホールで開幕したデジタルアート展「食べるアート展 L’art de Rosanjin―魯山人と新・美食倶楽部―」(3月24日まで)でも会場内に桜のオブジェが並ぶ。長さ約20メートルのテーブルには投影された桜の花びらが舞い、無地の器に柄や料理が立体的に浮かび上がる。  桜が描かれた白いスクリーンをバックにした幻想的な空間で、魯山人と関わりの深い名店「銀座 久兵衛」などの料理を味わうこともできる(別料金)。  日本橋で一足早い、花見気分を味わってはいかが。

    4. 社会

      時代の正体<73>「イスラム国」は問う(8) 古賀茂明さんに聞く(下) 「米国追従」は危険 一夜にして変わる正義

       邦人2人が殺害された過激派組織「イスラム国」による人質事件。最悪の結果に元経済産業省官僚の古賀茂明さんは胸騒ぎを覚える。事件を機に政治信条を前面に押し出す安倍晋三首相の思惑がはや、あらわになっているからだ。  湯川遥菜さんと後藤健二さんが人質となっている映像が確認されてから9日後の1月29日、衆院予算委員会。安倍首相は「領域国の受け入れ同意があれば、自衛隊の持てる能力を生かし、救出に対して対応できるようにすることは国の責任だ」と述べ、自衛隊による在外邦人の救出のための法整備に意欲を示した。  仮に法整備された場合、同様のケースで自衛隊の派遣は現実的なのだろうか。  古賀さんは「領域国の受け入れ同意が必要であるなら、今回の場合、自衛隊の派遣はできないでしょう」と見立てる。「シリアは米国の敵対国。つまり日本政府も敵とみなしている。後藤さんはシリアで拘束されていたので、仮に法律を変えたとしても『敵対している国に自衛隊は派遣できない』というのが政府の説明です」  一方、仮に邦人が拘束された場所がイラクだったなら、「派遣はあり得る。イラクの要請なり、了解があれば可能でしょう」。  昨年7月、集団的自衛権の行使容認がなされた閣議決定で政府は「イラクで武力攻撃に参加することはあり得ない」との見解を示していた。「こうしてなし崩し的に自衛隊の活動範囲が広がってゆく。当初は限定的でも、いつの間にかそれが原則となり、やがて軍事的な行動に参加する可能性もなくはない」 ■列強への道      安倍政権が目指す近未来の国家像が鮮明になったのは2月12日の施政方針演説だった。安倍首相は世界の「列強」を目指した明治時代の日本を美化する発言をした。  「安倍首相が『列強』という言葉を使ったのには驚きました。米国のような列強が素晴らしい国で、米国の正義は日本の正義と思い込んでいる。しかし、米国の正義は表向きの民主主義と自由主義ではなく、実態は米国の利権にすぎません」  ねじれた国際情勢が物語る。サウジアラビアは「独裁国家」で人権侵害が行われていると各国から非難されているが、「米国の石油利権を守っている国だから、米国は絶対に文句を言わない」。  「イスラム国」の一部支配が続くシリアはロシアに近い存在で「だから米国にとってシリアは敵となる。だから反政府勢力に武器を提供する」。  核開発問題で対立が激化していた米国とイランだが、イスラム国が共通の敵となったことからイランが米国に協力を申し出る状況になった。  「中東で安易に敵か味方かを決めてはいけないことが分かる。『米国と一緒に行動していれば日本は安全だし、正しい行いをしたと評価される』という安倍政権の単純な思い込みはとても危険です」  平和憲法を頂く戦後日本は、海外で活躍する非政府組織(NGO)や民間非営利団体(NPO)の活躍によって「平和ブランド」を築き上げた。結果、「紛争地域に行っても、常にどこの国からも敵とみなされず、中立的な立場でさまざまな役割を果たせた」。イランやイラクなど親日派の中には反米を掲げる国も少なくない。  「『米国の敵は日本の敵』と中東に出て行くのは、『日本が大好き』と言っている友達を米国のために殺しにいくようなもの。相手は裏切られたと思い、日本に対する恨みにつながる。そういうことも私たちは認識しておかないといけないのです」 ■路線の変更      国会での施政方針演説。安倍首相は「積極的平和主義の旗を一層高く掲げ、世界から信頼される国となる」と高揚した調子でぶった。  「安倍首相は積極的平和主義という言葉がどこから来たものかを知っているのでしょうか」  言葉の由来について自著「国家の暴走」に記した。  〈ヨハン・ガルトゥングというノルウェーの平和学者は、戦争のない状態を「消極的平和」と定義した。戦争がなくても、病気や貧困やハンディキャップなどに苦しみ、個人が本来持っている能力を開花させることを拒まれている人々もいる〉  〈そうした状況をなくして一人一人が人間らしく生き、能力を開花できるよう、単に戦争がないだけでなく、貧困、病気、飢餓、人権抑圧、環境破壊などの「暴力」がない状態を、ガルトゥングは「積極的平和」と定義した〉  「安倍首相が推し進めるのは『積極的軍事主義』。日本は戦後70年間、平和的な人道支援を積極的に行ってきたが、経済協力予算がどんどん減らされている。軍事費を増やし、世界に出ていこうというのは平和主義から軍事主義への変更に他ならない」 ■歴史的転換      多面的に物事を捉える姿勢は、国家公務員時代に培われた。  1990年、南アフリカ共和国。外務省の日本国総領事館に出向していたその年、歴史的な瞬間を目の当たりにした。  アパルトヘイト(人種隔離)政策の反対運動に身を投じ、国家反逆罪として終身刑の判決を受けて27年間の獄中生活を強いられていたネルソン・マンデラ氏が釈放された。  「白人政権ではアパルトヘイトが正義だと盲信されていた。しかし、マンデラの釈放に民衆は熱狂し、世界中が喝采を送った瞬間、白人もマンデラが正義だと認めることになった。私はこの時、『正義というのは分からないものだ』とつくづく感じたものです」  隣国のナミビアでも反政府ゲリラの幹部で、古賀さんが外務省に内緒で接触していた人物が外務大臣になった。「それからは日本政府も当然、外国政府の賓客として扱った」  古賀さんは言う。「正義は一夜にして変わる。絶対の正義などないのです。だから米国主導の世界が正しいとは限らない。それもまた、少し勉強をすれば分かることだと思います」

    1. 社会

      鎌倉海水浴場、入れ墨露出・飲酒ダメ 市議会が規制強化案可決

       鎌倉市議会は4日、本会議を開き、海水浴場での音楽や飲酒の規制を昨夏より強化する市海水浴場マナー向上条例改正案を全会一致で可決した。一方、海の家の営業時間を具体的に盛り込んだ議員提案の修正案は、賛成少数で否決された。営業時間などは、市と海の家側の協議に委ねられる。  昨年6月に施行された同条例は、入れ墨の露出や音響機器を使った80デシベル超の音楽などを「迷惑行為」とする一方、順守を努力義務にとどめていた。可決された改正条例は、迷惑行為を「禁止行為」に改め、▽音響機器の使用▽海の家以外での飲酒▽250平方センチ超の入れ墨などの露出-などを禁じた。さらに違反者には市が指導や勧告を行うと定めた。  市条例は来場者に対する規制だけのため、市議5人はこの日の改正案の採決前に、海の家の営業時間を「午後8時半まで」とするなど海の家側の責務にも踏み込んだ修正案を議員提出。上畠寛弘氏(無所属)は提案理由説明で、松尾崇市長も午後8時半の閉店を主張していることなどを挙げ、「海水浴場の開設者である市が責任を取るべきだ」と条例で定める必要性を強調した。  だが採決の結果、賛成6人、反対18人(退席1人)の賛成少数で否決された。  鎌倉の海水浴場をめぐっては、海の家の「クラブ化」などによる治安悪化が深刻化し、市が昨夏、来場者にマナー向上への協力を呼び掛ける条例を制定。しかし状況は大幅には改善されず、市は規制強化を表明していた。  一方、海の家の規制については、市民や関係者が議論する協議会は2月の会合で、営業時間などの規制内容は市と組合の協議に委ねることを決めていた。 ◆海の家規制で“攻防”  海の家の営業時間を条例で定めることは、見送られた。鎌倉市議会は4日の本会議で、議員提出された改正条例修正案を賛成少数で否決。開会前には、市の3海水浴場のネーミングライツパートナー(命名権者)で鎌倉名物「鳩サブレー」で知られる豊島屋の社長が、修正案が可決されれば命名権契約の解除をにおわせる要望書を市議会に提出するなど、賛否をめぐる攻防が繰り広げられた。  「昨夏、周辺住民からの苦情や犯罪件数が増えたことは数値に表れている」。修正案の提案理由説明で、上畠寛弘氏は治安改善のためには海の家の営業時間を条例に盛り込むべきと主張した。松尾崇市長も、海の家の営業終了時間を午後8時半に短縮する考えを繰り返し表明してきた。  これに対し、海の家でつくる市海浜組合連合会は、昨夏と同じ午後10時を主張。市民や関係者でつくる協議会が結論を市と組合との協議に委ねたため、規制強化を求める市議らが修正案という形で異議を唱えた格好で、同僚市議に事前に賛同を呼び掛けていた。  そこに一石を投じたのが、豊島屋社長の久保田陽彦氏だった。2013年5月には、3海水浴場の命名権者として年間1200万円の契約を市と結んでいる。本会議前に提出された要望書は、「市との命名権契約締結時点と、(修正案可決により)海水浴場が大きく変わるのであれば契約不履行と判断し、それなりの措置を講じる」と議会側を牽制(けんせい)した。協議会委員でもある久保田氏は神奈川新聞社の取材に、「協議会の結論を尊重し、議会で決めるべきではないと考えた」と、規制への批判ではなく手続きを問題視したと説明した。  本会議では、修正案への賛成討論はなかった一方、反対討論は5会派が行った。9日の市と組合との協議を見守るべきとの意見のほか、「営業時間の見直しは必要」「午後8時半までには賛同する」といった意見も出された。  採決は賛成少数。計約7時間に及んだ審議を傍聴席から見届けた組合関係者は「豊島屋は、まさにホワイトナイト。(市議の賛否態度にも)大きく影響したでしょう」と笑みを見せた。議論は、9日に行われる市と組合との“直接対決”に舞台を移す。本会議閉会後、報道陣の取材に答えた松尾市長は「昨夏までのような状況にならないよう、(営業時間は午後8時半までと)曲げずに主張したい」と述べた。

    2. サッカー

      ダービー戦で開幕 横浜M・斎藤と川崎・大久保対決に注目

       今季から前後期の2ステージ制に生まれ変わるJ1は7日に開幕。神奈川のサッカーシーンは横浜Mと川崎の「神奈川ダービーマッチ」で熱戦の開始を告げる。  ホームの日産スタジアムで川崎を迎え撃つ横浜Mは、司令塔のMF中村が左足首手術の影響で不在。いきなりの正念場だが、昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場したリーグ屈指のドリブラー、MF斎藤がチームの危機に黙っているわけがない。  かたや、ここまで順調に歩んできた川崎。斎藤と同じく昨年W杯のピッチを踏み、リーグ史上初の2年連続単独得点王に輝いた絶対的なストライカー、FW大久保が今季も君臨する。  注目の一戦は午後3時キックオフ。マリノスの名門復活か、フロンターレの初戴冠奪取か。クラブの宿願への道を切り開くのは、どちらのアタッカーか。 ◆秘策はワントップ  開幕3日前の紅白戦。マリノスタウンのピッチには、ワントップの位置で走る斎藤がいた。  「彼はきょう、そのポジションでプレーしていない」。モンバエルツ監督はけむに巻いたが、よりゴールに近い位置で高速ドリブルが発揮されれば、相手にとって脅威になるのは間違いない。  苦肉の策、いや秘策と言える。ワントップに入る予定だったラフィーニャが、右足首の靱帯(じんたい)損傷により1カ月離脱することが前日3日に判明。これまで斎藤は左サイドでチャンスメークに徹していたが、チームが決め手を欠いていたのは事実だった。  この日の紅白戦ではトップ下の藤本と連動し、サイドへ追い込む守備を確認。攻めては裏への飛び出しと果敢な中央の仕掛けを見せ、攻撃を活性化させた。  FWで起用されれば、2トップの一角で14点を挙げた2011年のJ2愛媛以来4年ぶり。練習後には、監督や前線の選手たちと話し込む姿も見られた。いずれにせよ、攻撃をけん引すべき背番号11は「いきなり代わっても対応すればいい」と頼もしく語り、「(ゴールに近いところでプレーする)イメージはある。楽しくやれればいい」と言った。  チームはラフィーニャだけでなく、大黒柱の中村が不在。ただ、ピンチはチャンスでもある。  「俊さんがいない分、他の選手が頑張らないといけない。逆にレベルアップの機会は増えると捉えなくちゃいけない」。12、13シーズンの開幕戦で自身はゴールを決めているが「誰が点を取ってもいい。勝てばいい」。13年の最終節で優勝を阻まれた川崎との開幕戦。24歳は勝利だけを見ている。 ◆すでに戦闘モード  「もう始まるんだから頭を切り替えろ。こんなんじゃ勝てるわけないぞ」。ボール回しを終え、攻守の切り替えの練習に入ったところで、大久保はチームメートの緩んだ空気を感じると珍しく声を張り上げた。  「ピリッとした感じがない。たらたらしてるなと。(ボールを)取られても何とも思わないから」。開幕3日前。川崎の点取り屋はすでに戦闘モードに入っている。  この日は居残りのシュート練習にも精を出し、ボールの感触を入念に確かめた。右足から放たれた鋭いシュートで何度も豪快にネットを揺らす姿は、今季もゴール量産の気配を漂わせる。  ロンドン五輪代表のFW杉本ら新戦力との融合はキャンプを通じて順調に進んでいるように見えるが、「点を取りたいと思ってドタバタしても焦って取れない。課題はすごくある」とまだ納得していない。ただ、貪欲なエースはもちろん悲観主義者ではない。「成功していけば、それが自信になって自分たちの武器になる」  チームは昨季リーグ終盤で失速し、自らは移籍で揺れた。最終的に残留を決意したのは、輝きを取り戻したクラブへの恩返しの思いからだ。悩み抜いて下した決断が間違っていなかったことを証明するために必要なのはもちろんチームでのタイトルしかない。  自らに求められる役割は承知している。「目標は高く。30点は取りたいかな。そうすれば間違いなく優勝するでしょ」と笑い、こうも言った。「早く開幕してほしいなという気持ち。明日でも全然大丈夫です」  川崎のエースは開幕からフルスロットルで暴れ回る。

    3. LIFE

      くらしに運動・スポーツの習慣を! みんなで3033運動 ペットボトルでエクササイズ-1

       今月は日常生活の中にあるペットボトルを使ったエクササイズを紹介します。ペットボトルはさまざまな大きさの物があるので、体力に合わせて大きさを変えたり、中に水や砂などを入れたりして重さを調節することができます。  今回は肩回りの筋肉を鍛える方法を紹介します。  【1】腰幅程度に脚を開いて立ち、両手でペットボトルを持ち、腕を下ろします。手は、太ももの前で両手の甲が正面を向くようにセットします。  【2】少し肘を曲げた状態で、ゆっくり息を吐きながら、3呼間で両腕が床と平行になるまで上げます。  【3】ゆっくりと息を吸いながら3呼間で元に戻します。  【2】、【3】を20回繰り返します。  慣れてきたら、大きなペットボトルにしたり、両手に1本ずつ持ったりして、重さを調節しましょう。  ペットボトルエクササイズで肩こり解消!  (神奈川県立体育センター)

    1. 社会

      川崎・多摩川中1殺害:学校だけでは守れない

       川崎市川崎区の中学1年男子生徒(13)が殺害された事件で、17~18歳の少年3人が逮捕された。男子生徒は1月から学校に通わず、友人に「殺されるかもしれない」と相談したとされ、さまざまな形でSOSを発信していた。助けることはできなかったのか。専門家からは「非行や不登校などの問題を抱えている児童・生徒や家庭の支援には、学校と学校外の機関の連携が欠かせない」との指摘が上がる。  捜査関係者によると、殺人容疑で逮捕された18歳の少年は男子生徒に全裸になるよう命令して多摩川で泳がせ、カッターナイフで首を何度も刺して殺したと供述している。男子生徒はこの少年から以前受けた激しい暴行を別の親しいグループの少年に相談していた。このグループが謝罪を求めて18歳の少年宅に押し掛けていた。少年は殺害の動機について「チクリやがったからやった」と供述しているという。  では殺害にまで至った背景には何があるのか。法政大の越智啓太教授(犯罪心理学)は近年、少年グループの暴力が内向きになる傾向があるとみている。  「非行少年グループの数は少子化の影響で減っている。かつては別のグループとけんかをすることで内部の結束を強めていたが、現在は身近に複数のグループが存在することがあまりない。頻繁にあった外部グループとの暴力的対立は少なくなった。その分、内部のいじめに向かっている可能性はある」  「非行に関する問題は犯罪と絡むこともあるので家族や学校だけで対応するのは難しい。警察は日常的に非行グループに接しているので、グループに関連する人脈にも詳しい。問題が深刻化する前に警察などの専門機関に相談するべきだ」  ■不登校は予兆  28年間、家庭裁判所の調査官として非行少年に向き合ってきた鈴鹿医療科学大の藤原正範教授(司法福祉学)は、背景に少年たちに虚勢の張り合いがあったのではないかと推測する。  「少年グループのリーダーにはメンバーになめられたくないという心理が働き、普通一人ではやらないような暴力にエスカレートしていくことが多い。グループに明確なリーダーがいれば、死に至るほどの暴力を止めることができる。だが、最近のグループはグループ内の序列がはっきりしていないことが多い。虚勢を張り合い、格好のいいところ、勇ましいところを仲間に見せようとする。だから『やめろ』と言えなくなる」  「加害者や被害者本人や周辺を調査すると、多くのケースで予兆となるのが不登校だ。不登校になっている児童・生徒には、掘り下げた支援が必要だ」  ■あともう一歩  男子生徒は不登校というSOSを出していたが、学校は助けることはできなかった。川崎市教育委員会によると、担任が1月19日から2月13日までの間、5回家庭訪問したが、家族も含めて接触できなかった。担任は母親の携帯や自宅に計33回連絡。母親は「自発的に登校するまで様子を見る」「遊びに出ている」と返答したという。男子生徒と電話で直接連絡が取れたのは2月16日。「元気? テストもあるから学校においで」と担任が伝えると、男子生徒は「そろそろ行こうかな」と応じたという。その4日後、事件は起きた。  神奈川大の荻野佳代子教授(教育心理学)は、学校だけではなく地域や関係機関との連携を重視する。  「今回の事件は結果としてはあまりに残酷で残念なものになってしまったが、被害者が何人かの友人に困っていることを伝えたり、先生とも電話で話したり、学校関係者と連絡は取れており、だからこそ、あともう一歩という思いが残る。学校内はもちろん、学校と地域、関係機関がより一層機動的に連携することが求められている」  ■変わらぬ困難  川崎区には社会福祉の観点から家庭や子どもを支援するスクールソーシャルワーカー(SSW)が1人配置されていた。  SSWは学校だけでは対応が難しく、家庭にも介入する必要がある場合、児童・生徒、保護者から問題を聞き取り、児童相談所、福祉事務所、警察、民生・児童委員などの関係機関につなぐ役割を担う。  学校が区に要請し、派遣されるシステムだが、今回のケースでは学校から派遣要請はなかった。市教委の担当者は「家庭との関係がない場合には派遣できない。家庭と十分な連絡を取れず、状況を把握できない現状だった」としている。  県内で活動するSSWの一人は学校や専門職、地域住民が連携して児童・生徒や家庭を支援する仕組みが必要だと訴える。  「二十数年前から子どもたちを見てきているが、非行グループに入る子どもの本質的な部分は変わらない。昔も今も、家庭の問題や貧困などで社会から排除された子が集いやすい。困難を抱えている家庭も増えており、家族だけでは子どもを守ることができない。今回のような事件を防ぐには、地域や学校など、さまざまな方面の予防的介入が必要だ。子どもの6人に1人が貧困状態といわれている。この事件の背景にどんな社会問題があったのか、考えていかなければならない」  ■問題抱え込み  早稲田大の喜多明人教授(子ども支援学)は学校は子どものSOSに気付いていても、問題を抱え込んでしまう体質があると指摘する。  「非行傾向のある生徒の不登校の問題に学校は対応しきれない。学校や家庭の外でトラブルに巻き込まれているのを察知するのは難しい。教師に全てを求めるのは無理があり、学校は対応力を失っているという現状から出発しなくてはいけない。学校が問題を抱え込んで“しょいこみ体質”になっている。これは全国的な問題だ」  「川崎市は2000年に全国に先駆けて子どもの権利に関する条例を制定し、子どもの権利侵害の相談・救済機関『人権オンブズパーソン』も相談電話『チャイルドライン』もある先進的な地域だった。本人や周囲の子どもからSOSの情報が寄せられれば、対応できたかもしれない。子どものSOSをキャッチするのは難しい。だからこそ大人たちの連携が欠かせない。学校は外部の機関にもっと開かれた場所であるべきだ」

    2. 社会

      川崎・多摩川中1殺害:気丈の母、泣き崩れ 同級生ら告別式で最後の別れ

       母親はこらえきれず、泣き崩れた。同級生は悲しみにむせんだ。川崎市川崎区の多摩川河川敷で刺殺された市立中学校1年の男子生徒の告別式が3日、同区内の斎場で営まれた。同級生や保護者ら約200人が参列し、わずか13歳で命を絶たれた「人気者」に最後の別れを告げた。  出棺の途中、叫びにも似た野太い声が場内に響いた。再び目を覚ましてくれ、と願ったのだろうか。せきを切ったように同級生らがむせび、それまで気丈に振る舞っていた男子生徒の母親も、泣き崩れたという。  前日の通夜に続き、多数の報道陣が詰め掛ける中、中学校の生徒ら関係者がバス2台で斎場入り。明るく誰からも愛された男子生徒を見送った。  参列者によると、式場入り口には男子生徒のスナップ写真を多数展示。小学6年生の途中まで暮らした島根県で撮影されたものも並んだ。  男子生徒はミニバスケットボールの地元スポーツ少年団に所属。県大会の地区予選での優勝に沸く背番号「7」の勇姿も飾られた。当時の関係者から「いつでも帰ってこいよ」との弔電も届いたという。  告別式には、祖父母と母、きょうだい4人らがそろったという。弔問に訪れた女性(72)は「(弟や妹の)あどけない、無邪気な様子が逆にかわいそうだった」と胸を痛めた。  「息子がいかに多くの皆さんに愛されていたのかがよく分かった」。遺族代表であいさつした祖父は、感謝の気持ちを伝えたという。  遺体発見現場はこの日も、献花に訪れる人らが絶えなかった。東京都内から来た女性は花束とともに、「天国でもバスケをしてほしい」とシャツやズボン、靴を供えた。  事件前、一面枯れ草だった河川敷の一角は、心ある人の花束や供え物であふれている。

    3. グルメ

      横須賀佐島・魚行商のおかみさんレシピ(31)スルメイカのたたきの肝あえ

       スルメイカは、トメイカやヤリイカなどと比べると身が硬く感じます。若い方は普通に切って肝であえても大変おいしいのですが、歯の悪い方や年配の方には、たたきの肝あえを作っていただきたいと思います。    (1)新鮮なスルメイカを用意し、足と内臓を一緒に抜きます。肝をつぶさないように、丁寧に引き抜いてください。  (2)【1】の身を包丁で切って開き、皮をむきます。  (3)真水で【2】を洗い、ペーパータオルで水気を拭き取ります。  (4)【1】で身から引き抜いた肝に付いている細い墨袋を、切らないように指でつまんで取ります。  (5)肝の袋を傷つけないように、付け根から足を切り落とし、真水でさっと洗います。肝をペーパータオルで拭きます。  (6)足から、目、軟骨のような硬い部分を取り、足の先端も切り落とし、水で洗ってからペーパータオルで水気を拭き取ります。足の皮はむかないで結構です。  (7)【3】の身を刺し身のように細切りにし、【6】の足を1本ずつにして、たたきを作るように細かくたたきます。  (8)器に【7】を入れ、肝の袋を破って押し出すようにして【7】と合わせます。  (9)ユズの皮を細かく切って【8】に入れ、しょうゆか塩で味付けをしてください。大変おいしい肝あえの出来上がりです。  <レシピ =福本 育代>  <イラスト=福本 倖子>

    4. カルチャー

      流し雛に災い託し 横須賀・淡島神社

       雛(ひな)祭りの3日、流し雛が横須賀市芦名の淡島神社祭礼に合わせ、神社前の芦名海岸で行われた。  住民が持ち寄った約50体の雛人形がおはらいを受けた後、小舟に載せられて湾内をゆっくりと回った。本物を流すと環境破壊につながるため、代用となる雛形の紙人形が張られた色紙が、巫女(みこ)らの乗った船から次々と海に流された。  淡島神社は縁結びや安産祈願の神様として信仰され、流し雛はこの1年間に起きた災いと人間の身に付いた汚れを人形に託して流そうと、1989年から行われている。